北海道には、全国、世界に誇る個性豊かで魅力的なジオパークがあります。
本ウェブページでは「北海道のジオパーク」に関する情報を総合的にお知らせします。
注目情報
「白滝ジオパーク」(遠軽町)の「北海道白滝遺跡群出土品(黒曜石)」が国宝に指定されました。(令和5年6月27日)
大雪山カムイミンタラジオパーク構想推進協議会(旭川市、鷹栖町、東神楽町、比布町、愛別町、上川町、東川町)のホームページが開設されました。(令和5年4月13日)
イベント情報
道内のジオパークに関するイベント情報をご紹介します。
※当課が把握しているもののみ掲載しています。
※イベントの内容は予告なく変更になる場合がありますので、予めご了承願います。
「ジオパーク」とは
「ジオパーク」とは、「大地の公園」を意味し、科学的に重要で貴重な価値を持つ地形や地質を保全するとともに、地球活動が生み出したダイナミックな大地と、その環境が生み出した生態系、文化、歴史、産業、暮らしなどを教育やツーリズムに活用しながら、持続可能な発展を推進する地域認定プログラムのことです。
国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が認定する「ユネスコ世界ジオパーク」と日本国内の独自制度である「日本ジオパーク」があります。
大地(ジオ)の上に広がる生態系(エコ)の中で人々の暮らし(ヒト)が営まれていることから、「ジオ・エコ・ヒト」の3つの要素をつなぐ地域資源の総称でもあります。そのため、ジオパークでは大地がはぐくんだ地域の文化や風習、グルメを体感するなど、地球を学び、丸ごと楽しむことができます。
北海道のジオパーク
北海道内には、「日本ジオパーク」6地域と「ジオパーク構想」1地域があります。
そのうち、洞爺湖有珠山ジオパーク、アポイ岳ジオパークの2地域は、「ユネスコ世界ジオパーク」にも認定されています。
北海道におけるジオパークを活かした地域づくりの取組
北海道ジオパークネットワーク連絡会議
北海道では、2017年度から道内ジオパーク関係団体とともに「北海道ジオパークネットワーク連絡会議」を立ち上げています。
本連絡会議で「北海道ジオパーク活動プラン」を策定し、1道内ジオパークの連携強化、2道内ジオパークの取組促進、3道内ジオパークの発進力強化を基本方針として施策の展開を進めてきました。
北海道大学CoSTEPとの連携
北海道では、2020年度から北海道大学CoSTEPと連携によりジオパークの魅力発信の取組を行っています。
北東北3県との連携
令和2年(2020年)10月22日に開催された「第23回北海道・北東北知事サミット」で、北海道・青森県・秋田県・岩手県の4道県知事は、地域の歴史・文化・自然を活用した新しい人の流れの創出の一つとして、北海道・北東北のジオパークの一体的なPRによる対外的な認知度向上と、地域間での情報交換・情報共有を図ることとしました。
北東北3県にも、日本ジオパークとして認定されている魅力的なジオパークがあります。ぜひ、北海道と北東北のジオパークの違いを知ることで、ジオパークの奥深い魅力を感じていただけたらと思います。
北東北3県のジオパーク
- 男鹿半島・大潟ジオパーク
- 八峰白神ジオパーク
- ゆざわジオパーク
- 三陸ジオパーク
- 下北ジオパーク
- 鳥海山・飛島ジオパーク