令和4年度 北海道デジタルチャレンジ推進事業の事業成果

【6/14(水)終了】成果報告会を開催します!!

令和4年度北海道デジタルチャレンジ推進事業成果報告会

日時

令和5年6月14日(水)10:00~11:40

実施方法

オンライン(Zoomウェビナー)

参加対象

庁内職員、道内市町村職員、民間企業など

講演資料

北海道デジタルチャレンジ推進事業の概要

IoTやAI等のデジタル技術を活用し、北海道内の各市町村が抱える課題を解決する実証的な取組を支援し、また事業で得たデータをオープンデータとして公開し、更なるデータの利活用や、他市町村への横展開を目的としています。

本事業に採択された事業成果は次のとおりです。(順不同)

積雪状況監視・出動要請の自動化実証事業

概要

除雪協力業者に対する除雪出動要請は、降雪予想日の深夜時間帯に富良野市職員及び除雪協力業者が巡回を行っていますが、目視による現場判断で出動要請を行っているため、自治体担当者・除雪業者双方に多大な負担となっていました。そこで、巡回作業の負担軽減を図りつつ住民生活の利便性を高めるため、特定の観測地点に観測用ライブカメラと積雪深センサーを設置したことで、管理画面上で積雪状況を面的に把握することができ、またAI技術画像判定による出動要請判定及び出動要請機能を追加し、効率的な除雪作業モデルを構築しました。

主たる実施主体

  • ワイズ公共データシステム株式会社北海道営業所
  • 富良野市

事業成果について

VR・AI技術を活用したSST構築事業

概要

障がい者の就労拡大や市内定着を進めるにあたり課題となっている「規則正しい日常生活の確保」や「対人コミュニケーション能力の向上」を図るため、VR及びAI技術を活用し一人一人の個性や学習状況に応じたトレーニングを実施できるシステムを構築しました。VR技術による仮想空間でのリアルな体験を通じ効果的なトレーニングが可能となった事に加え、トレーニングの結果をAIにより分析しデータを可視化することで一人ひとりの能力を把握でき、次のステップに向けた的確な指導が可能となりました。

主たる実施主体

  • 株式会社SunnyTomorrow
  • 紋別市

事業成果について

スキー場まるごとDX化事業inニセコ東急グラン・ヒラフ

概要

ニセコエリアのスキー場では、新型コロナウイルスの影響により外国人観光客が消滅したことで大幅な売上減少を余儀なくされ、新たなキャッシュポイントの創出や業務の効率化、また多言語等への対応が急務となりました。そこで、国内のスキー場で初めて利用権型NFT(先行入場しニセコハウダースノーを体験できる権利)事業を構築し、さらにレストランにモバイルオーダーを導入することでオペレーションの効率化を図りました。NFT事業の構築により新たなキャッシュポイント創出はもちろん2次流通も可能となり、モバイルオーダーの導入によって商品注文と会計における人員削減、混雑時の行列回避が実現し、CS改善を図ることができました。

主たる実施主体

  • 東急不動産株式会社
  • 東急リゾーツ&ステイ株式会社
  • 倶知安町

事業成果について

地産地消エネルギー活用によるMaaS(EVバス公道走行)実証実験

概要

居住地域が広く分散し過疎化が進む岩見沢市北村地区において、電気・地域交通等の生活インフラの維持が困難とされる中、本課題解決に向けてEV自動運転バスの積雪寒冷期における公道走行試験を行うほか、農村地域住民への移動型ヘルスケアサービス(健康チェックなど)の可能性について評価検証を行いました。また、EVバスの充電は、太陽光及び温泉付随ガスを活用した地産地消・自立型地域エネルギーを用い、CO2排出量削減効果の分析や電力利活用による地域産業の低炭素化の検証を実施しました。

主たる実施主体

  • 東光電機工業株式会社
  • 株式会社はまなすインフォメーション
  • エミプラスラボ合同会社
  • 株式会社マクニカ
  • 岩見沢市

事業成果について

事業報告書〈全体版〉について

その他

カテゴリー

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