滑走路などの空港の施設
滑走路(Runway)
航空機が離着陸する場所、使用する航空機に応じて、安全に離着陸するために必要な長さ、幅、強度等が決められています。
誘導路(Taxiway)
航空機がエプロンと滑走路との間を移動するために設けられた通路のことです。
誘導路には滑走路とエプロンを連絡する取付誘導路の他に、複数の取付誘導路を設置した場合にその取付誘導路とエプロンを結ぶ平行誘導路や、着陸した航空機が高速で滑走路から脱出できるように取り付けられる高速脱出誘導路等があります。
過走帯(Overrun area)
航空機が滑走路の手前で着陸した場合や、着陸した航空機が滑走路内で停止できず越えた場合に備え、滑走路の両端末に設けられます。
エプロン(Apron)
旅客の乗降や貨物の積み降ろし、給油、整備等で航空機が駐機するする場所をいいます。
夜間に駐機する空港では作業を円滑に行えるようエプロン専用のエプロン灯が設置されています。
着陸帯(Landing Strip)
滑走路を中心として、一定の幅と長さをもった長方形の区域をいいます。
航空機が滑走路から逸脱した場合でも旅客の安全を確保すること等を目的としています。
着陸帯の等級は滑走路の長さにより航空法で決められています。
ターミナル施設
乗客が搭乗手続きや手荷物を預けたりする空港ターミナルを中心に、各航空会社の貨物ヤード、管制塔、管理事務所など、いろいろな施設があります。