住基ネットの概要
住基ネットは、居住関係を公証する住民基本台帳のネットワーク化を図り、4情報(氏名、生年月日、性別、住所)と住民票コード等により、全国共通の本人確認を可能とするシステムです。
住民基本台帳とは?
住民基本台帳とは、住民の居住関係の公証、選挙人名簿の登録その他の住民に関する事務の処理の基礎となる制度です。各市町村において、住民票を世帯ごとに編成して作成されています。選挙人名簿の作成、国民健康保険や国民年金の被保険者としての資格の管理、学齢簿の作成など、市町村が行う各種行政サービスの基礎として、行政の合理化や住民の利便の増進に役立っています。
住基ネットとは?
市町村が行う各種行政の基礎である住民基本台帳のネットワーク化を図り、4情報(氏名、生年月日、性別、住所)の他、住民票コードとこれらの変更情報により、全国共通の本人確認を可能とするシステムです。
電子政府・電子自治体とは?
電子政府・電子自治体とは、コンピュータやネットワークなどの情報通信技術(IT)を行政のあらゆる分野に活用することにより、国民・住民の方々や企業の事務負担の軽減や利便性の向上、行政事務の簡素化・合理化などを図り、効率的・効果的な政府・自治体を実現しようとするものです。具体的には、次の点に取り組んでいくこととされています。
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インターネット等による行政情報の提供
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国民・住民の方々、企業、そして国・自治体との間の手続きの電子化
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ワンストップサービスの実現
電子政府・電子自治体における住基ネットの役割とは?
電子政府・電子自治体の実現により、自宅や職場から原則24時間、パソコンとインターネットを通じて行政サービスを受けることができるようになります。インターネットによる行政手続では、申請者本人に成りすました申請や、文書の改ざんなどを防止する必要があり、そのための手段として公的個人認証サービスが必要となります。
住基ネットは、公的個人認証サービスの構築に大きな役割を果たし、電子政府・電子自治体を支える基盤となるものです。