「道内物流効率化検討事業委託業務」公募型プロポーザルの実施について

令和6年（2024年）9月9日

「道内物流効率化検討事業委託業務」に係る公募型プロポーザルを実施する旨公告しました。

1.業務名

道内物流効率化検討事業委託業務

2.業務目的

物流は地域の暮らしや経済活動を支えている社会インフラであり、本道が将来にわたって持続的に発展していくため重要な役割を担っています。一方で、トラック運転手の働き方改革、トラックドライバー不足など様々な取り巻く環境の変化による影響が懸念されている（いわゆる2024年問題）ほか、カーボンニュートラルへの対応も課題となっています。本道において、将来にわたり安定的かつ効率的に物流体制を確保するためには、各輸送手段の機能強化とともに、輸送モード間の連携強化が重要であるため、道内間の輸送に着目し、調査・検討を行います。

3.業務の内容

①道内間（札幌から道内各地域）のトラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトの推進検討

これまでトラックにより輸送してきた貨物について鉄道輸送とする5件程度のモニター調査を実施し、調査実施後はモニター調査の検証を行う。

②ダブル連結トラックの導入可能性検討

ダブル連結トラックの対象路線について、国交省道路局ではパブリックコメントを実施し、秋ごろに路線拡充の通達予定。道内では、これまで指定がなかったが、道央道：苫小牧東IC－旭川鷹栖IC間、札樽道：札幌JCT－小樽IC間が拡充区間に指定、砂川SAでの駐車マスの整備が予定されているため、ダブル連結トラックの運行実証実験の実施に備えた実験計画案を作成する。