自動車運送業外国人材活用推進事業委託業務に係る公募型プロポーザルの実施について

令和7年（2025年）５月２６日
自動車運送業外国人材活用推進事業委託業務に係る公募型プロポーザルを実施する旨公告しました。

1.業務名

自動車運送業外国人材活用推進事業委託業務

2.業務目的

　担い手不足への対応が喫緊の課題となっている自動車運送業分野（バス、タクシー及びトラック）について、特定技能制度の対象分野に追加されたところだが、道内事業者の一部において外国人を受け入れる意向はあるものの、受入のために必要な準備についての情報が不足していることから、一歩が踏み出せていない状況にある。
　ついては、道内事業者の特定技能制度による受入の意向及びその課題についての調査、国内外在住の外国人の道内での就労意向及びその課題についての調査、また、外国人を雇用する道内外事業者を招いてのセミナーや意見交換会を通じて、道内事業者が早期に受入に向けた取組に着手できることを目的として実施するものである。

3.業務の内容

(1)道内事業者における受入の意向や課題等の調査・整理

①　道内で事業許可を有するバス、タクシー及びトラック事業者に対し、次の調査を実施すること。
　ア　特定技能制度を活用した外国人の受入の意向調査
　イ　受入に当たり課題となる事項についての調査
②　調査対象者として、道内の乗合バス事業者、法人タクシー事業者及びトラック事業者への調査は必須とする。
　　なお、乗合バス事業者においては全数調査とするが、法人タクシー事業者及びトラック事業者においては抽出調査を可能とする。
③　調査項目の設定に当たっては、受入の意向、受入に当たっての課題、事業者に必要な受入環境、事業者が必要とする支援などが明確になるよう工夫し、整理・分析することを求める。

(2)外国人における道内での就労の意向や課題等の調査・整理

　道内在住の外国人や国内外の外国人※に対し、道内での特定技能制度による就労に対する関心度や就労に当たっての懸念事項等について調査を実施すること。
　調査項目の設定に当たっては、道内在住の外国人と国内外の外国人がそれぞれ抱く関心や懸念事項、特定技能制度による就労に際して外国人が必要とする支援などが明確になるよう工夫し、整理・分析することを求める。
※　外国人の調査対象としては、「国外現地において日本での就労に向けた研修を受講している者」、「ハローワークや民間の職業紹介事業者から紹介された者」などが想定されるが、他に、多くの調査数を確保できるより良い調査対象がある場合は、提案者から提案すること。

(3)外国人材を雇用している道内外事業者を招いたセミナー、調査結果報告に係る意見交換会の開催

①　セミナーの開催
　既に外国人を雇用している道内又は道外のバス、タクシー及びトラック事業者を招き、雇用に当たっての課題や事例等について、道内事業者向けにセミナーを開催すること。
　なお、開催に当たっては、道内事業者の取組に繋がる効果的な企画や開催方法について提案すること。
②　意見交換会の開催
　（１）及び（２）で整理及び分析した調査結果を整理し報告書等にまとめ、道内事業者において報告内容の結果について意見交換ができるような形で開催すること。
　なお、開催に当たっては、道内事業者の取組に繋がる効果的な企画や開催方法について提案すること。