北海道データブック2023_人口・生活

北海道の生活 － 人口・生活

人口密度は全国の5分の1

北海道の人口は、522万4,614人で、日本の総人口の約4.1%を占め、都道府県別に見ると、東京都（1,405万人）、神奈川県（924万人）、大阪府（884万人）、愛知県（754万人）、埼玉県（734万人）、千葉県（628万人）、兵庫県（547万人）に続き、第8位になっています。
人口密度は67人/km2と、全国（338人/km2）の約5分の1で、都道府県別では最も低い数値となっています。
2015年から2020年までの5年間の人口増減は、-2.9%（157,119人）減となっています。市町村別に見ると札幌市、千歳市をはじめ12市町で増加し、函館市、小樽市をはじめ167市町村で減少しています。増加率では、占冠村が7.0%と最も高くなっており、以下、赤井川村、東川町、千歳市となっています。
人口の性比（女子100人に対する男子の数）は、89.3（前回比0.1）で、1ポイント上昇しています。
人口を市部、郡部別に見ると、市部が82.5%で、約431万人が集まっており、その割合は年々高まってきています。
年齢別構成は、15歳未満の年少人口が10.8%、15～64歳の生産年齢人口が57.0%、65歳以上の老年人口が32.2%となっています。

出典：総務省統計局（2020年）「国勢調査」

家計の状況

2022年の勤労者世帯（2人以上の世帯）1世帯あたり1カ月の実収入は58万4,894円で全国平均（61万7,654円）を下回っており、消費支出も1世帯当たり31万7,849円と全国平均（32万627円）を下回っています。
消費支出を10大費目別構成比で見ると、「食料」が23.8%で最も多く、次いで「その他の消費支出」（こづかい、交際費、仕送り等）19.0%、「交通・通信」16.2%、「光熱・水道」9.8%の順となっています。

住環境

都市公園面積は、都市計画区域内人口1人あたり29.2m2となっています。また、気軽に緑と親しみ、四季を通してオホーツクの風景を感じる場として、 2014年7月に全面開園した「オホーツク流氷公園」（紋別市）等の11カ所の道立広域公園をはじめ、街区公園や地区公園、運動公園など全道7,670カ所、13,820.24haの都市公園があります。住宅状況を見ると、持ち家割合56.3%、借家割合41.3%となっています。また、1住宅あたりの持ち家住宅畳数は42.65畳、借家住宅畳数は20.73畳です。下水道処理人口普及率は91.8%で、全国で7位となっています。

参照：表「北海道と全国（住環境・家計）」
出典：
国土交通省（2021年度末）「都市公園等整備現況調査」
国土交通省下水道データ室（令和3年度末）「都道府県別汚水処理及び下水道処理人口普及率」

＜ワンポイントメモ＞

どさんこ

「どさんこ」は「道産子」と書き、北海道で生まれ育った人のことをいいます。もともとは、北海道開拓の原動力となった「北海道和種馬」の愛称として使われていました。この場合は「道産馬」と書きます。

人口の年齢構成＜2020年（令和2年）＞

出典：総務省統計局（2020年）「国勢調査」

北海道と全国

出典：総務省統計局（2020年）「国勢調査」
厚生労働省（2021年）「人口動態調査」
総務省（2021年）「令和3年度版全国市町村要覧」
総務省（2022年）「過疎地域市町村等一覧」

人口と世帯数

出典：総務省統計局（2020年）「国勢調査」

消費支出の費目別構成比（勤労者世帯）＜2022年（令和4年）1カ月の平均＞

※表示単位未満を四捨五入して計算しているため、合計値が100にならない。
出典：総務省統計局（2022年）「家計調査」（2人以上の世帯）

北海道と全国（住環境・家計）

出典：総務省統計局（2023年）「統計でみる都道府県のすがた2023」
総務省統計局（2022年）「家計調査」
国土交通省下水道データ室（令和3年度末）「都道府県別汚水処理及び
下水道処理人口普及率」
国土交通省（2021年度末）「都市公園等整備現況調査」