北海道データブック2014 > 北海道の生活-人口・生活
北海道の生活 - 人口・生活 |
人口密度は全国の5分の1 |
北海道の人口は、550万6,419人(2010年国勢調査)で、日本の総人口の約4.3%を占め、都道府県別に見ると、東京都(1,316万人)、神奈川県(905万人)、大阪府(887万人)、愛知県(741万人)、埼玉県(719万人)、千葉県(621万人)、兵庫県(558万人)に続き、第8位になっています。 人口密度は70人/km2と、全国(343人/km2)の約5分の1で、都道府県別では最も低い数値となっています。 2005年から2010年までの5年間の人口増減は、2.2%(121,318人)減となっています。市町村別に見ると札幌市、音更町をはじめ16市町村で増加し、函館市、小樽市をはじめ163市町村で減少しています。増加率では、京極町が6.4%と最も高くなっており、以下、音更町、ニセコ町、芽室町、恵庭市となっています。 人口の性比(女子100人に対する男子の数)は、89.7(前回比-0.9)で、1955年調査以来、低下を続けています。 人口を市部、郡部別に見ると、市部が80.0%で、約445万人が集まっており、その割合は年々高まってきています。 年齢別構成は、15歳未満の年少人口が12.0%、15~64歳の生産年齢人口が63.3%、65歳以上の老年人口が24.7%となっています。 |
家計の状況 |
2014年の勤労者世帯(2人以上の世帯)1世帯あたり1ヶ月の実収入は49万3,328円で全国平均(51万9,761円)を下回っており、消費支出も1世帯当たり29万7,648円と全国平均(31万8,755円)を下回っています。 消費支出を10大費目別構成比で見ると、「その他の消費支出」(こづかい、交際費、仕送り等)が22.5%で最も多く、次いで「食料」21.0%、「交通・通信」17.8%、「光熱・水道」9.4%の順となっています。 |
住環境 |
都市公園面積は、都市計画区域内人口1人あたり27.9m2(2014年3月現在)となっています。また、気軽にみどりと親しみ、四季を通してオホーツクの風景を感じる場として、2014年7月に全面開園した「オホーツク流氷公園」(紋別市)等の11箇所の道立広域公園をはじめ、街区公園や地区公園、運動公園など全道7,513カ所、13,681haの都市公園があります。 |
[ワンポイントメモ] |
どさんこ |
「どさんこ」は「道産子」と書き、北海道で生まれ育った人のことをいいます。もともとは、北海道開拓の原動力となった「北海道和種馬」の愛称として使われていました。この場合は「道産馬」と書きます。 |
人口の年齢構成(2010年) |
資料:平成22年国勢調査 |
北海道と全国 |
項目 | 北海道 | 全国順位 | 全国 | 年次 |
市町村数(H23.4.1) | 179 | - | 1,724 | 23 |
過疎市町村数(H23.4.1) | 143 | - | 776 | 23 |
総人口(万人) | 551 | 8 | 12,806 | 22 |
一般世帯数(万世帯) | 242 | 6 | 5,185 | 22 |
婚姻率(人口千人あたり)(件) | 4.9 | 18 | 5.3 | 25 |
離婚率(人口千人あたり)(件) | 2.09 | 2 | 1.84 | 25 |
資料:平成22年国勢調査、人口動態調査 |
人口と世帯数 |
資料:平成22年国勢調査 |
消費支出の費目別構成比-勤労者世帯- (2014年1ヶ月の平均) |
資料:平成26年家計調査(2人以上の世帯) |
北海道と全国 |
項目 | 北海道 | 全国順位 | 全国 | 年次 |
都市公園面積(1人あたり)(m2) | 27.9 | 1 | 10.0 | 25 |
持ち家割合(%) | 57.8 | 41 | 61.9 | 25 |
借家割合(%) | 40.3 | 6 | 35.4 | 25 |
持ち家住宅の畳数(1住宅あたり)(畳) | 42.54 | 28 | 41.34 | 25 |
借家住宅の畳数(1住宅あたり)(畳) | 21.02 | 1 | 17.90 | 25 |
下水道処理人口普及率(%) | 90.2 | 6 | 77.0 | 25 |
消費支出(全世帯1世帯あたり1ヶ月)(円) | 261,799 | - | 291,194 | 26 |
貯蓄現在高(2人以上の世帯)(万円) | 1,178 | - | 1,739 | 25 |
資料:国土交通省ホームページ 平成25年住宅・土地統計調査、平成25年家計調査(2人以上の世帯) |