本日開催されました日本オリンピック委員会(JOC)理事会におきまして、札幌市が2030年オリンピック冬季競技大会の国内候補地に決定されました。
札幌市においては、一昨年、それまでの2026年大会から2030年大会に招致目標を変更して、活動を進めてきており、今回、正式に国内候補地に決定されたことにより、招致実現に向けた道内・国内の機運が一層高まっていくことが期待されます。
本年、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を迎えます。道では、札幌市内で実施されるマラソン・競歩・サッカー競技の開催支援やおもてなしなどに、札幌市等と緊密に連携し、東京大会の成功に向け、全道一丸となった取組を進めており、こうした取組が必ずや、2030年冬季大会の招致実現に繋がっていくものと考えております。
世界中の人々が注目するオリンピック・パラリンピック競技大会が道内で開催されることは、本道のスポーツ振興はもとより、北海道の魅力を全世界に発信することなどにより、地域の活性化や観光振興などに繋がることから、道としては、2030年冬季大会の招致実現に向けて、札幌市や関係自治体、競技団体、経済界などと、より一層、連携を強め、オール北海道で取り組んでまいりたいと考えております。
令和2年(2020年)1月29日
北海道知事 鈴木 直道