寿都町の文献調査への応募検討に係る報道に関する知事コメント

 本日、一部報道機関から、寿都町が、最終処分法に定める特定放射性廃棄物の最終処分場の選定に向けた最初のプロセスである文献調査への応募を検討している、との報道がありました。

 道では、現在、幌延深地層研究という国の原子力行政に協力しているところであります。この受け入れにあたって、道では、「北海道における特定放射性廃棄物に関する条例」を制定し、条例の中で、「特定放射性廃棄物の持込みは慎重に対処すべきであり、受け入れ難い」ことを宣言しています。

 この条例は、平成12年に道議会でのご議論を踏まえ、将来とも道内に処分場を受け入れる意思がないとの考えに立つものであり、私としては、条例を遵守しなければならないと考えます。

 このため、道としては、寿都町に対し、速やかにお考えを確認してまいります。

令和2年(2020年)8月13日

北海道知事 鈴木 直道

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