本日、旭川市における新型コロナウィルスの感染拡大防止に関し、道から陸上自衛隊北部方面総監部に災害派遣要請を行い、自衛隊においては直ちに派遣を決定いただきました。
今回、様々な困難も予想される派遣を快諾いただいた陸上自衛隊北部方面総監部の皆様に心より感謝申し上げます。
これまで旭川市内の集団感染発生を受け、直ちに、広域支援チームを編成・派遣するとともに、道内外から医師や看護師などの応援をいただき、約70名、延べ295人に及ぶ支援を行ってまいりました。
しかしながら、12月5日には国内最大規模のクラスターとなるなど猶予できない事態が生じたことを受け、旭川市民の皆様、道民の皆様の生命を守るためには、自衛隊の皆様の力もお借りして、この難局にあたっていかなければならないと決断するにいたりました。
西川旭川市長には、私からお声かけし、現在の深刻な状況を踏まえると、一刻も早く自衛隊に派遣をお願いすべきという点で意見の一致を見ました。
道と旭川市、そして、自衛隊の皆様と力を結集して集団感染の収束に向けて全力を尽くしてまいります。
道内では、現在も大変厳しい感染状況が続いています。道民の皆さま、道内に滞在されるすべての皆さまにおかれましては、徹底した感染防止対策へのご理解とご協力を、心からお願い申し上げます。
令和2年12月8日
北海道知事 鈴木 直道