本日の大会組織委員会の評議員会・理事会合同懇談会において、森会長が辞任の意向を示されました。
先日のJOC評議員会での森会長の発言は、オリンピックの理念に反する不適切なものであり、容認できるものではありません。
一方で、マラソン・競歩競技の札幌移転をはじめ、史上初となる大会の延期、新型コロナウイルス感染症への対応など、前例のない困難な課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでこられた森会長の御尽力に対しては、敬意を表したいと思います。
大会組織委員会におかれましては、一日も早く体制を構築していただくことを願っております。
競技開催地である道としても、万全の新型コロナウイルス対策のもとで大会を成功させ、男女平等や多様性の尊重など、東京大会のビジョンが、大会後の社会にレガシーとして引き継がれるよう、今後とも大会組織委員会や札幌市と連携して、安全・安心を最優先に準備に取り組んでまいります。
令和3年2月12日
北海道知事 鈴木 直道
