5月28日、稚内沖で操業中に、サハリン州国境警備局に連行された「沖合底びき網漁船、第百七十二榮寶(えいほう)丸」の乗組員14名の皆様全員が解放され、本日、船体とともに稚内にお戻りになりました。
この間、ご家族のご心労が絶えなかったものとお察しいたします。乗組員の皆様の健康状態に問題は無いとの連絡を受けており、私としても安堵しているところです。
解放にご尽力いただいた外務省、水産庁、稚内市をはじめ、関係機関の皆様方に対し、心より感謝申し上げます。
道としましては、関係機関との連携を強化し、漁船が連行され乗組員が拘束される事態が二度と発生しないよう、対応してまいりたいと考えております。
令和3年6月11日
北海道知事 鈴木 直道
(水産林務部水産局漁業管理課)