脱炭素先行地域(第4回)の選定結果に関する知事コメント

 本日、国が進める脱炭素先行地域の第4回選定結果について、道内からは苫小牧市が選定され、引き続き、北海道では全国1位となる計6市町が先行地域となりました。

 今回選定された苫小牧市では、地元の事業者の協力を得て、産業施設における大規模太陽光発電による脱炭素化と余剰再エネ電力を地域に供給する工夫がなされ、産業部門の脱炭素化が民生部門に波及するモデルとなっていることや、製油所等で排出されるCO2からSAF等の合成燃料の製造にも取り組むという特徴があり、ゼロカーボンの取組が大きく進むことを期待しています。

 道といたしましては、選定された6つの市町の取組が道内の脱炭素の取組を牽引するモデルとなり、多くの地域に展開されていくことを期待しており、国の制度を活用し、地域との連携を一層密にしながら、引き続き、ゼロカーボン北海道の実現に向け取組を推進してまいります。

令和5年11月7日

北海道知事 鈴木 直道

 

 

 

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