「金融・資産運用特区」の対象地域決定及び国家戦略特別区域の指定に関する知事コメント

 本日開催された国家戦略特別区域諮問会議において、道と札幌市が共同で提案していた「北海道・札幌『GX金融・資産運用特区』」について議論が行われ、北海道としては初めて国家戦略特別区域として指定することが了承されました。
 併せて、本日、金融・資産運用特区の対象地域や主な取組等について取りまとめた「金融・資産運用特区実現パッケージ」が公表され、北海道・札幌が金融・資産運用特区の対象地域の一つとして決定されました。

 今回の提案は、道と札幌市のみならず、昨年6月に設立された「チーム札幌・北海道」の産学官金21機関が一丸となって検討してきたものであり、今回の決定は、北海道・札幌の強みを活かし、GXと金融を掛け合わせた新しい地方創生の取組であることに対する期待感が示されたものと受け止めております。

 今後、提案の実現に向けて、「チーム札幌・北海道」の推進体制の一層の強化を進めていく中で、道としても組織体制の強化を図り、特区という強力な推進力を最大限活かしてまいる考えですが、引き続き、多くの関係者の皆様のご支援、ご協力が不可欠です。

 道としては、引き続き、「チーム札幌・北海道」はもとより、全道各地域の皆様と連携しながら、国内の脱炭素のフロントランナーとして全国を先導していくという強い覚悟の下、我が国の再生可能エネルギーの供給基地となり、関連するGX産業と再エネを活用する産業の集積を図るとともに、世界中からGXに関する資金・人材・情報が集積するアジア・世界の「金融センター」を実現し、特区指定の効果を全道各地に広く波及させ、我が国の経済安全保障にも貢献できるよう、全力で取り組んで参ります。

令和6年6月4

北海道知事 鈴木 直道

 

 

 

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