この度、三菱商事株式会社、高砂熱学工業株式会社、北海道電力株式会社、エア・ウォーター北海道株式会社の4社から、千歳エリアにおけるグリーン水素供給に向けた共同検討を行う旨の発表がありました。
千歳エリアは、北海道の空の玄関口である新千歳空港や、国家プロジェクトとして建設が進むラピダスの次世代半導体生産拠点をはじめとした多くの産業が集積しており、この地域でのグリーン水素供給の検討は、今後、道内における水素サプライチェーンを構築する上で象徴的な取組になるものと考えております。
道では、これまで、千歳地域での需要開拓などに協力してきたところであり、道内で既に検討が進められている苫小牧エリアにおける水素・アンモニアのサプライチェーン構築の取組との相乗効果や、道内各地域への展開が期待されることから、「ゼロカーボン北海道」の実現にもつながるものと認識しております。
国が進める「水素・アンモニア拠点」に道内の取組が選定されるよう、引き続き、地域や関連の企業等と連携しながら取り組んでまいります。
令和6年6月17日
北海道知事 鈴木 直道