CCS事業法に基づく特定区域の指定「苫小牧市沖」についての知事コメント

 この度、苫小牧市沖が、全国で初めてCCS事業法に基づき、CO2の貯留層が存在し、試掘を行う必要があるエリアとして、「特定区域」の指定を受けました。

 CCSは、CO2を分離・回収し、地中に貯留する重要な技術であり、苫小牧地域では、現在、石油資源開発株式会社、出光興産株式会社、北海道電力株式会社により、2030年までの事業化に向けて検討が進められています。

 今回の指定は、本取組の早期事業化に向けて大きな弾みとなるとともに、ゼロカーボン北海道、そして我が国のカーボンニュートラルの実現につながる重要なステップであると考えています。

 道といたしましては、国内唯一のCCS大規模実証の実績をもとに、地域住民のご理解を得ながら、苫小牧市をはじめとした地域や関連の企業の皆様と連携して、円滑に事業が進められるよう、取り組んでまいります。

令和7年2月21日

北海道知事 鈴木 直道

 

 

 

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