知事臨時記者会見(平成19年3月19日)

知事臨時記者会見

・日時/平成19年3月19日(月) 12:45~12:49
・場所/知事会議室
・記者数/16名(テレビカメラ6台)

会見項目

  

知事からの話題

1 積丹岳の雪崩事故について

記者からの質問

1 道庁爆破事件について

知事からの話題

 

積丹岳の雪崩事故について

今朝、報告を受けた積丹岳の雪崩事故について、私から一言お話をさせていただきたいと思います。
 昨日、この雪崩事故について一報を受けました。道といたしましては、昨日の午後4時3分に非常配備体制をとりまして、情報収集、捜索、救出救助のための道の防災ヘリ、それから自衛隊との調整を実施してきたところであります。
 私からも万全の体制を取るように関係部局に指示をいたしました。
 その日のうちに支庁長と担当者が、積丹町の現地本部に入り対応をしてまいりました。
 私自身も今朝9時過ぎでしたか、支庁長に電話をいたしまして、二次災害の危険がある天候不良との話がありましたので、そういったこと(二次災害)がないように万全を期しながら、なんとか3名の方の救助、そして1名の方はその段階で死亡が確認されておりましたので、ご遺体の収容の指示をいたしていたところでございます。今日、天候不良の中ではあったのですが、何とかその合間をぬって民間ボランティアの方、消防、警察、自衛隊など57名の方々が、不明者3名の捜索、そして先程申し上げました死亡がその段階で確認をされておりましたご遺体の収容に全力で対応していただいた結果でありますが、残念なことながら3名の不明の方々が10時36分以降順次発見され、死亡の報告を受けたところでございます。
 この事故で亡くなられた皆様方に対して、心からお悔やみを申し上げたいと思います。
 そして今回の雪崩事故に関係しまして、救助、捜索等にご協力をいただきました地元積丹町、そして消防機関、自衛隊、警察など関係の皆様方に心からお礼を申し上げたいと思います。
 そして加えて、今回どうしてこういうことになったのかという原因の解明はもちろん重要でありますが、こうしたことが二度と起こらないように冬山、そして春山に入られる方々には、細心の注意をしていただきたい、そのようなことを道民の方々に対してお願い申し上げたいと思います

記者からの質問

(HTB)
 道庁の爆破事件から31年の月日が経ちまして、一つの区切りかと思うんですが、知事としては今日の判決も含めた一連の事件をどのようにご覧になっていますでしょうか。

(知事)
  31年前、1976年3月ですよね。私がちょうど社会人になったのも、その4月1日なのでよく覚えております。報道を通じて、こういったことが道庁であったということ。
 それからもう31年経ったんだなという思いはございます。
 この爆破事件については、死傷者が出られたわけでありまして、今なお後遺症に苦しんでいる方もおられる中で、極めて凶悪な事件であり、決して見逃すことは出来ないとこのように道民の一人として思っているところでございます。
 それはそれといたしまして、本日の再審請求に対する判断についてでございますが、このことはまず司法の判断だと私は思います。
 ですから、そういった意味で司法の判断については、私の立場でコメントをすることは差し控えさせていただければと思う次第でございます。

 

 


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