知事定例記者会見
・日時/平成22年8月27日(金) 15:00~15:34
・場所/記者会見室
・記者数/29名(テレビカメラ1台)
会見項目
知事からの話題
1 「8月23日からの大雨被害」について
2 上海万博「北海道の日」に合わせた中国訪問について
記者からの質問
1 北海道新幹線について
2 北海道エアシステムについて
3 宮崎県における口蹄疫終息宣言について
4 「8月23日からの大雨による被害」(雨量計)について
5 「8月23日からの大雨による被害」(パトロール・通行規則)について
6 民主党の代表選について
7 「8月23日からの大雨による被害」(パトロール・通行規則)について
知事からの話題
「8月23日からの大雨被害」について
私からは2件、ご報告を申し上げたいと思います。
一つ目は、8月23日からの大雨による被害についてでございます。
8月23日の夜半からの大雨、記録的で集中的な豪雨のところが多かったわけでありますが、この大雨によりまして、上川管内の道道旭川旭岳温泉線で道路が陥没いたしまして、1名の方がお亡くなりになられて、2名の方が負傷されたところであります。亡くなられた方のご家族に、心からお悔やみを申し上げたいと思います。
そして、その後、美瑛町の方が所在不明ということが明らかになりましたが、残念ながら、昨日、死亡されていることが確認されたところでございます。
原因等の詳細については現在調査中ではございますが、大変痛ましい事態でございまして、心からお悔やみを申し上げる次第でございます。
道道天人峡美瑛線の決壊によりまして、道路が不通となって天人峡温泉地区300名以上の宿泊者の方、ホテルの従業員の方などが、地域内に孤立の状況でおられたわけでありますが、私ども道の防災ヘリに加えて道警さん、自衛隊さんのヘリのご協力などによりまして、25日中に全員を安全なところに搬送させていただくことができたところです。このことにつきましては、地元の役場さん、道警さん、自衛隊さん、そして停電の状況の復旧に努めていただいた北海道電力さんをはじめとして、多くの関係者の方々に心から感謝を申し上げたいと思う次第であります。
私自身、一昨日25日に現地に参りまして、車両の転落個所など自分の目で確認させていただき、現場で必要な指示等もさせていただくと同時に、全員ではございませんが、この孤立した天人峡温泉地区からヘリによって搬送され、役場におられた方々とお話をさせていただいたところです。
道では、道関係の社会資本、道路の復旧に努めてきたところですが、この旭岳温泉線の上忠別橋付け根の道路の決壊個所につきましては、25日中に仮復旧ということで、これは私が訪問させていただいた時に、もう大型の車両も通れるようになっていたところです。
また、この天人峡美瑛線につきましても、現在鋭意復旧に努めているところでして、明日土曜日昼くらいには、片側交互通行が可能となるところまでもっていきたいということで、地元の事業者さんと努力をしているところです。
今回2名の方がお亡くなりになられた、こういったことの原因等について詳細を現在調査中でございますけれども、今現在、私に報告が来ているところによれは、道路決壊が発生した道道の旭川旭岳温泉線、これは上忠別橋を含む線でございますが、そして、雨によって180mが決壊いたしました天人峡美瑛線、両道道につきまして、周辺の気象データを見ますと、雨量のレベルが雨発生からその次の朝の24日の午前2時の段階で、それぞれパトロールが出動する基準を超えていたところでございましたが、パトロールが行われていなかったとの報告を受けております。
また、天人峡美瑛線、これは180mが崩落した道路でございますが、こちらにつきましては、午前3時には通行規制基準を超えていたわけでありますが、結果として、通行規制が行われていなかったということの報告も受けているところでして、道の社会資本の道道なり河川の管理のありようについて、深く反省をするとともに、まずは事実関係の確認、なぜそのようになったのかということの時系列での検証、そういったことを急いだ上で、今後の道の社会資本の管理の方向性にしっかりと反映をしていかなければならないと考えているところです。
上海万博「北海道の日」に合わせた中国訪問について
[配付資料:上海万博「道民の日」に合わせた中国訪問日程]
もう1点は、上海万博の「北海道の日」に合わせた中国訪問についてであります。
前からお話し申し上げていますとおり、9月3日から5日まで3日間、上海万博で「北海道の日」の開催をすることになっております。これがいよいよ目前となっているところでございます。
私自身、これは9月3日に行われますオープニングセレモニーへの参加を含めて、一連のプロモーション活動を行うために、来週月曜日8月30日から9月4日土曜日までの日程で、中国を訪問することとしているところです。
8月31日には広東省の広州市で中国南方航空、広東省の人民政府を訪問させていただきます。在広州日本国総領事が同行されるのかな。その後上海に移りまして、1日、2日は上海市の人民政府、中国東方航空、中国のメディア複数といったところも訪問させていただきますほか、北海道観光プロモーションに出席するなどして、航空路線の誘致、あるいは北海道全体のPRなど、トップセールスを行いたいと考えているところです。
3日の上海万博「北海道の日」のオープニングセレモニーには、上海市政府関係者や上海メディアの方々30名以上にご出席をいただきまして、北海道から参加する多くの皆さん方と一緒に「北海道の日」を開幕し、中国の皆様をはじめとする世界のお客様に対して、北海道を大いにPRしたいと考えているところです。3日間、さまざまな催しを行うところでして、詳細は配付資料に書いてあるとおりです。
21年度の中国からの来道者数は前年度の2倍の92,700名となったところでございまして、今後、ますます増加を期待をしているところでございます。この「北海道の日」を一つのきっかけとしてさらに北海道に興味を持っていただき、実際の来道につなげてまいりたいと考えております。
また、この時期に合わせまして、ホテル花園飯店におきまして「北海道物産観光フェアin上海」と銘打ちまして、上海三越に特設会場を設けましてさまざまな道産食品約200点の展示販売、そして観光の魅力のPRを行うとともに、レストランで「北海道料理フェア」を開催して、ホタテ、サケをはじめとする北海道の食のおいしさをPRしたいと考えております。
さらに、上海市内本道ゆかりの飲食店と連携して北海道をアピールする「北海道どさんこフェア」など、北海道の食と観光を売り込むさまざまな取組を行おうと考えているところでございます。
この一連の事業全体で、道内各地から400名を超える関係者の方々が上海入りするという過去に例を見ない一大イベントでございます。同行していただく記者の方々も多数おられるとお伺いしておりますので、大いに情報発信のお願いを申し上げたいと思います。私からは以上です。
記者からの質問
(日本経済新聞)
2点お伺いします。まず1点目がですね、整備新幹線についてなんですけれども、今日の午前中、前原大臣がですね、会見を開きまして、着工区間について結論を先送りとですね、判断をするに当たっては、北海道新幹線の場合は青函トンネルの高速走行の問題とか並行在来線の問題の解決が前提となるという発言をされたんですけれども、判断がですね、先送りになったような感もあるんですけれども、それについての知事の受け止めと今後どう行動されていくかというのをまず1点お伺いしたいと思います。2点目がですね、HAC(北海道エアシステム)についてなんですけれども、昨日、中核6市の会合がありまして、そこで道からですね、各市の首長などに情報公開が足りないという話が出まして、具体的に今後事務担当者レベルでの関係自治体の会合を求める話が出たんですけれども、それに対してのお考えをお聞かせください。
(知事)
一つ目の整備新幹線の関係で、本日午前中の前原大臣の記者会見の詳細なところはまだ報告を受けていないわけでありますけれども、判断の先送りというのは年末までということですか。その時期も含めてはおっしゃらなかったということですか。
(日本経済新聞)
時期についての発言はなかったんですが、判断については各区間で抱える問題の解決が前提となるような発言がありましたので、さらに判断の時期が延びるのかなという印象がありました。
(知事)
それぞれの各区間が抱えている問題をクリアにしてからというご発言の中で、今お話しございました青函トンネル内の走行の貨物との調和をどう図るかという問題。それからもう一つは、並行在来線の問題ということ。これは前からそのようなお話はお伺いしているところでございまして、そのためにも私ども鋭意さまざまな形で提案をさせていただいたり、あるいは道内でも調整を図らせていただいたり、これまでも取り組んできたところであります。青函トンネル内の走行の問題につきまして、例のトレイン・オン・トレインの提案も含めて、地元からいろいろな提言も行っているところでございますが、いくつかの選択肢の中で、コストとの関係も含めて、今直ちに対応できる方策がどれかという議論が、青函トンネル内の走行問題については、これから加速的に行われるのではないかと思うわけです。
また、加えて並行在来線の問題につきましては、先般も青森、岩手の知事さん方と民主党や政府に対して申し入れをさせていただいたところですが、我々道内の新幹線という意味では、もう既にこれは5年後に開業が決まっております新函館までの間も、木古内と五稜郭の並行在来線でどう調整するかというのもございまして、そしてさらに札幌延伸となりますと、函館市の新函館駅と現函館駅との間をどうするか、あるいは後志管内をどうするかなど、いろいろと並行在来線の問題もあるわけでありまして、そういった3知事で申し入れをしたことに対して、国のほうからどういう方向性が出てくるかなども見極めながら、道内では函館、JRとの間の調整を需要の見極めなども含めて、鋭意、しっかりとやっていかなければならないと思っているところです。
それからHACの関係については、昨日そういう会合があったという報道を通じてと、口頭で担当部局のほうから報告を受けただけでございまして、具体的にその会合でのご提言なり、それを踏まえての札幌市さんからのご提案というものがあったのかどうかまでの詳細を把握していないところです。
それはそれとして、こういう道内のHACと関係する自治体との会合というのは設けたらいいと思います。昨日、中核都市市長会議に出席をされたメンバーで言えば、もちろん札幌市さん、それから旭川市さん、釧路市さん、函館市さんがおられますが、加えて奥尻町さん、将来的に女満別空港にも広がってまいりますので、大空町さんなど、やはり関係する自治体の方々と私ども道でしっかりと議論を深めて、道民の足として考えていく場は必要だと、報道等を拝見した中で思っていたところです。
そういった中で、今は全日空で運行している利尻島についてどうするかという議論もございますので、そちらのほうに入っていただくかどうかなど、どういう枠組みとするかということについても関係者のご意見をしっかり集約しながら考えていかなければならないと思いますので、それはそれなりに準備には少し時間がかかるかと思いつつも、こういった関係の自治体の方々と腹を割って議論する場というのは、これはあって良いのかなと思っている次第です。
ただ一方でですね、こういったいろいろなお話し合いの大前提となる、拠点空港をどこにするのかということ。丘珠にするのか、それとも新千歳にするのか、このことによっていろいろな議論が大きく変わってくるわけでありまして、もちろんこのことを含めてそういう自治体との会合の場でオープンな場で議論するというのもあります。A-net(エアーニッポンネットワーク)の時には、そういう会合の場にしたかどうかというのはありますけれども、いずれにせよ全ての自治体と私どもで議論を深めた結果、意見を集約していったという経緯がありますので、いろいろな議論をさまざまな形でやるというのはあろうかと思います。中身についてはかっちりとした、どういうものというのは申し上げられるわけではないんですが、そういう関係の自治体の方々、市町村の方々と私どもとの会合というのは私は賛成でございます。
(北海道新聞)
口蹄疫について、宮崎が今日午前中にですね、終息宣言を出しました。これを受けてですね、あらためて知事が、今後、道として、どういうことを取り組んでいくかということをお聞かせいただきたいのが一つ。それから農水では現地の疫学調査チームを、現地で調査を進めているんですが、中間報告も出てですね、依然感染経路が不明だと。ただ、人を介してのことが、可能性が高いなんて報告があるのですが、国に対してですね、具体的に何か求めていきたいもの、道としてですね。そういったものがあればお聞かせください。
(知事)
まずは、宮崎県さんが終息宣言をされたということ、大変うれしく思います。そして、前から申し上げておりましたが、10年前に口蹄疫が日本に入ってきた時には、その宮崎県さんとともに私ども北海道も大変苦しみましたので、我々の水際での作戦等が功を奏して、北海道に入る前に宮崎県さんの段階で終息宣言があったこと、まずはほっとしているところです。今、国の疫学チームがいろいろとさらなる調査をやっているということでございますが、まずはしっかりと原因究明を行っていただきたいというのが国に対する強い要望であります。
しかしながら、私は実はまだこれで全面的に安心というつもりはなくて、お隣の国である中国、あるいは台湾いずれもまだ終息していません。来週大挙して上海に参りますが、そういった隣接する東アジアの国々から多くの観光客にお越しいただいている北海道として、観光客の方には当然来ていただきたいわけでありますが、その方々にも快く来ていただくためにも、やはり水際の口蹄疫対策というのは、私どもとしては引き続きしっかりと続けながら見守っていく必要があるのではないかなと思っているところです。その意味では、我々自身の水際作戦の努力をこれからも引き続き取り組んでいくということをまず申し上げるとともに、国に対しての要望としては、現段階としてはまずは原因を明らかにしてほしいということ。そのことが再発防止に向けた一番大きなポイントになってまいります。加えて、私ども北海道は、今申し上げたとおり、自助努力はこれからも続けていくという中で、実はそういう意味では観光客の方々はどんどん入って来るのは各県とも同じ状況でありますので、この原因究明との関係も出てくるのでしょうけれども、国が統一的な口蹄疫対策ということについて音頭をとっていただく、あるいは助成をしていただくという提案というか要請につながることも今後はあり得るかなと思いますが、まずは国に対して、疫学調査、原因究明をしっかりしていただきたいと思っております。
(uhb)
大雨被害の関係で、川の現場に天人峡に向かう、雨量計が故障していたという件なのですけれども、これに対する知事の受け止めと今後の対策をお聞かせください。
(知 事)
一番近いところにある、トンネルに設置されておりました雨量計が、いつからかというのは詳細に今チェックをさせておりますが、相当長い期間故障中であったということは大変に申し訳なく思っているところです。
道内には、道路用、河川用合わせて459の雨量計がございますので、今それを詳細にチェックをしているところでありまして、他にこのようなことがないかということを、この羽衣トンネルに設置しております雨量計を含めて、まずは詳細にチェックをして、万が一にも他にも故障したものがあれば、早急に復旧というか故障を直すという措置は取らなければならないと思っているところです。
今回の場合、この羽衣トンネルの雨量計はそういう状況だったわけでありますが、そこから直線距離でいうと北のほうに4キロくらいのところにございます、旭岳温泉にございます雨量計で大体の観測等をし、先ほど申しましたようなパトロールの発動基準、あるいは通行止めの発動基準の判断をしていたところでございまして、ただ、その判断の結果というものが実際の現場の行動に必ずしも十分に反映されていなかった。それが何で起こったかということは、しっかりと検証していかなければならない。このことは先ほど申し上げたとおりです。
(読売新聞)
今の話に関連するのですけれども、パトロールが行われていなかったと、あと通行規制が行われていなかったということなのですが、前段で死傷者が出てしまったという話があったわけなのですけれども、これはそれをもしちゃんとやっていれば、そういう事態を回避できたのでしょうか。あと、それはもしかすると人為的なミスだったのかもしれないのですけれども、もしこれが人為的なミスだということがわかれば、その処分も検討されるのでしょうか。
(知事)
今のご質問は、当時の時系列のいろいろな関係者の詳細な動きというものが明らかになった段階でお答えをするべきポイントだと思っているところでございまして、現段階では先ほど申しましたとおり、当時誰が何をどう判断して、誰に対してどのような指示をし、誰がどのように動いたのか、現場のパトロールとか通行止めという物理的な事業というのはアウトソーシングしており、我々道職員から現場の人達が指示を受けますので、そういったところへの連絡がうまくいったかなどを含めて、まずは検証をしっかりしなければならないと考えております。
その結果を踏まえて、今のご質問には真摯にお答えをしていきたいと思っております。
(読売新聞)
話は変わるのですけれども、民主党の代表選が菅さんと小沢さんとの一騎打ちになりそうな様相なのですけれども、まず、いわゆる政治とカネの問題を抱えている小沢さんが出馬したことについて、どういうふうに受け止めていらっしゃるかということと、民主党代表選、どういう代表選になることを期待されるかをお伺いしたいと思います。
(知事)
まず、小沢さんの出馬をどう考えるかですよね。一般論として申し上げれば、政治とカネということは何よりもクリアに透明性高く対処されなければならないことだと思っておりまして、私自身も政治家の端くれとして、この場でも、地方の後援会と申しますか資金管理団体の決算の報告が遅れていたとか、そういうことがあるたびに、皆様方にお詫びを申し上げてきた経緯もございまして、この政治とカネの問題については、政治家それぞれが襟を正してしっかりと説明責任を果たしていかなければならない、これは当然のことだと思っております。
これは一般論として申し上げたのでありますが、そういったことが報道等を通じていろいろ言われているということは、当然、小沢一郎先生自身もよくご存知の上でご判断されたということだと思いますので、私からこれ以上のコメントは難しいのですけれども、小沢先生自身のお気持ちの中では、クリアにその辺りは整理がついているということの上でのご出馬と思う次第であります。
私がこの代表選について申し上げたいのは、今報道されているような、人の好き嫌いとか、誰を排除するとかしないとか、そういうことでの代表選だけは国民の一人としてやめてほしいと。あくまでも政策論争中心の、我々道民、国民もなるほどと思うような政策論争を展開される形での代表選というものを、心から期待をしたいと思っております。
円高対策なり、景気対策という今の景気動向等を踏まえた対策をどうするかということも、もちろん喫緊の課題でありますが、中長期的には消費税、せっかく菅さんは問題提起されて、私はそれを大変評価したとこの場でも申し上げたのですが、その後どうなったのかちょっとよく見えない部分もあります。消費税も一つでしょうし、それから民主党さんが掲げられた子ども手当などをはじめとしたマニフェストというものをどのように今後展開されるか、さらには普天間の基地の問題をはじめとして国際的な外交戦略をどうするかなど、一国民として一有権者としてお伺いをしたい点というのは多々ございます。
そういった政策本意の議論というものをぜひ深めていただければと期待をいたすところです。
(STV)
パトロールの未実施、天人峡の大雨の関係ですけど、パトロール未実施と通行規制をかけていなかったということを知事が把握されたのはいつの段階でしょうか。視察より以前でもう既に把握していたのか、その以後だったのか、その辺まずちょっと確認したいのですが。
(知事)
正確に言いますと、トータルとしては8月24日の現地視察の段階で知らない部分もありました。と申しますのは、私が視察から戻ってから、この天人峡線のほうの道道について、所在不明の方が明らかになりましたので、その後のご遺体の発見等があり、その途中過程で私に情報報告が入ったところでございます。
(STV)
その現場の視察の際に、知事は十勝でかつてありました大雨で橋が落ち死者が出たということでの教訓という話を盛んにされていたと思いますけれども、今回、結果としてこういうパトロールが未実施だったり、通行規制がかかっていなかったりということにおいて、その時の際の教訓は生かされていたのか、あるいは何か問題があったかその辺の認識はどのようにお考えでしょうか。
(知事)
まず、そのパトロールが実施されていなかったということ、そしてその論理的な帰結でもあるのでしょうけれども通行止めも実施されなかったということ、このことは本当に私自身申し訳なく思っております。まさに平成15年の十勝での教訓ということが生かされていなかった、このことは本当に残念だし、遺憾だし、道民の皆様に申し訳なく思う次第であります。しかしながら、それ以上の詳細については、今まさに現場で復旧作業を一生懸命やりながら事実関係を詳細に検証中でありますので、これは先ほどの読売新聞さんへの回答と一緒でありますが、それを踏まえて、必要な措置ということについてお話をしたいと思います。
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