知事定例記者会見
・日時/平成25年3月12日(火)14:30~14:39
・場所/議会知事室前
・記者数/26名(テレビカメラ1台)
会見項目
知事からの話題
1 伝統的工芸品産業の振興に関する法律(「伝産法」)に基づく道内初の伝統的工芸品の指定に
ついて
2 北海道と独立行政法人日本スポーツ振興センターとの連携及び協力に関する協定調印式につ
いて
記者からの質問
1 北海道エアシステム(HAC)について
2 北海道と独立行政法人日本スポーツ振興センターとの連携及び協力に関する協定について
3 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について
知事からの話題
[伝統的工芸品産業の振興に関する法律(「伝産法」)に基づく道内初の伝統的工芸品の指定について]
2件ご報告を申し上げます。
1点目は、3月8日付けで平取町のアイヌ工芸品2品目が経産省から伝統的工芸品として本道初の指定を受けたということであります。ここに写真がございます。もの(実物)がなくて恐縮でありますけれども。この伝統的工芸品というのは、全国ではもう200品目以上があるわけですけれども、100年以上の伝統を持つなど、極めて厳しい要件を満たさなければ指定できないものでありまして、歴史が比較的浅いといわれております北海道において、2品目がこの指定を受けることができたということは大変な名誉でありますし、私自身大変喜ばしいことと思っているところです。
ご承知のとおり私ども北海道といたしましては、先住民族であるアイヌの人たちの人権や、さまざまな生活支援などと合わせて、アイヌの人たちが北海道のこの大地の中で育んできたさまざまな工芸品を含めての文化というものを、次の世代に引き継いでいくということをしっかりやっていかなければならないという思いで、いろいろなことをやっているというのはご承知のとおりでありまして、例えば2008年の北海道洞爺湖サミットに出席の各国首脳の方々に道からアイヌ刺しゅうを施した生地を表紙にした記念写真アルバムを贈呈させていただいた経緯もあります。いずれにいたしましても、今回の伝統的工芸品の指定ということを契機に、アイヌ工芸品の素晴らしさが広く全国的にも認知されるということを大いに期待をするとともに、後継者の育成、あるいはアイヌ工芸品のさらなるブランド化、こういうものにつながっていくように期待すると同時に、われわれも政策的にこのことをしっかりやっていきたいと、このように思う次第であります。
(写真に向かって)「イタ」はこれですけれども、「アットゥシ」っていうのはオヒョウニレという植物を素材として作るものでありまして、なかなかオヒョウ自体が今少なくなっているという現状にあるわけですが、大切に育てていきたいと思っております。
[北海道と独立行政法人日本スポーツ振興センターとの連携及び協力に関する協定調印式について]
〔配付資料:北海道アスリートキャリア形成事業〕(PDF)〕
2点目でありますが、北海道と独立行政法人日本スポーツ振興センターとの連携協力に関する協定調印についてであります。道議会の代表質問でもご答弁を申し上げたところでしたが、この日本スポーツ振興センターと私どもで具体的な協定への調印を明後日(3月14日)、東京で行うことといたしたところです。
道では、来年度からこの日本スポーツ振興センターのご協力を得てオリンピックなど世界の第一線で活躍をした経験を有する方々に「アスリート・キャリア連携専門員」にご就任いただきまして、現役選手を支援する事業を実施する予定といたしております。
日本スポーツ振興センターでは、2017年に予定されておりますアジア冬季競技大会の北海道開催に向け、選手強化が必要と考えていること、また国のスポーツ振興計画におけるスポーツ界における好循環の趣旨からこのたびの包括的な連携と協力に関する協定を結ぶこととなったところです。
14日に(調印式を)行うわけでありますが、こういった協定は同センターにとっては北海道が第1号というふうにお伺いをいたしているところです。
私からは、以上です。
記者からの質問
(北海道新聞)
今日、お昼の報道で、テレビさんの報道で一部あったのですが、HAC、北海道エアシステムのことについてなのですけれども、そこで5千万円の債務超過になる見通しだということが一部で報じられました。これについて道としてそういう見通しを持っていらっしゃるのかどうか、そして持っていらっしゃる場合には、現在HACが策定中の事業計画再修正案にも影響が出ると思うのですけれども、それについてもどのようにお考えかお願いします。
(知事)
HACからの事業計画の修正案は今日、ご提示があったということでございますので、その中では道議会でも議論になりました3カ月連続の旅客収入が計画を1割以上下回っていること、あるいは本年度の赤字幅が大幅に拡大する見込みであること、それから今の点については、私は詳細な報告は受けておりませんが、そうなるのではないかという見通しについては内々の報告は事務的に受けているところでありますが、そういったいろいろな点で大変厳しい環境にあるHACの事業計画について、本日開催予定の経営検討委員会において、これも道議会でお約束を申し上げておりました第三者のオブザーバーの方のご意見も含めて、内容の説明を受けて検討していくということになろうかと思いますので、そういった中で道議会のご意見も頂きながら、われわれとしての判断をしていかなければならない、こんなふうに思っておりまして今段階でどうということを申し上げる段階にはないと思っております。
(時事通信)
北海道アスリートキャリア形成事業、これはご説明の中で競技の強化ですか、そんなこともおっしゃったと思うのですが、全体的にどのような課題があって、どういう狙いがあってこの事業を組み立てられたのか、もう一度お願いしようかと思うのですが。
(知事)
今、日本国全体もオリンピックの誘致ということで盛り上がっている中ではありますけれども、北海道も冬季のさまざまな国際的な、オリンピックを含めての大会に向けて多くのアスリートを輩出し、いろいろな大会で素晴らしい成績を収めている道産子アスリートがたくさんいるという、そういう現状にあると認識をしております。そしてこういったやはり北海道の強さというものを、さらに強めていく必要があるであろうという私ども自身の思いがあったわけでありますが、そういった思いと、日本国全体のスポーツの振興をやっておられます独立行政法人日本スポーツ振興センターの思いというものが合致するという方向になりましたので、具体的には先ほど申しました「アスリート・キャリア連携専門員」という形で、基本的に北海道ご出身のトップアスリートの方で、引退をしておられる、この方々を採用して道内の選手の強化に向けてさまざまなご指導なりご協力を頂くというようなこの事業のスキームを考えているところであり、(配付資料を示して)こういうようなことでしっかりとやっていきたいと思いまして、とりあえず今、目の前のターゲットはもちろん来年のソチ(オリンピック)ということもあるのですが、それよりももうちょっと、今からの育成ということについては2017年に予定されておりますアジア冬季競技大会ですね、それを念頭に置いて道内選手の強化ということをやっていきたいとこのように思っております。
(uhb)
あらためてになりますが、今週にも安倍総理がTPP交渉参加表明されるということを受けてですね、道としてはあらためてなんですが、どのように臨んでいきたいとお考えでしょうか。
(知事)
今日も道議会の全会一致で反対の決議がなされたこと、私も大変心強く思っているところであります。さまざまな報道がなされているところでありますが、私どもとしては、私どもの主張をしっかり伝えるということを気を引きしめてやっていかなければならないし、適宜、適切な対応ということをこれからもやっていかなければならないと考えております。
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