知事定例記者会見
・日時/平成29年10月6日(金) 15:45~15:53
・場所/議会記者室
・記者数/15名(テレビカメラ1台)
会見項目
知事からの話題
1 平成29年第3回定例会の閉会にあたって
2 女性の活躍に関する取り組みについて
記者からの質問
1 JR北海道の事業範囲の見直しについて
2 知事の政治姿勢について
知事からの話題
平成29年第3回定例会の閉会にあたって
私からは、2点であります。
一つ目は、今日、第3回定例会が閉会いたしました。私どもから最終日にご提案申し上げた選挙関連を含む約100億円の補正予算や、さまざまな提案を議決いただいたところでございます。引き続き、今回の道議会におけるご議論を踏まえて、道政を推進してまいりたいと考えております。
女性の活躍に関する取り組みについて
〔配付資料:女性活躍に関する取り組みについて(PDF)〕
二つ目は、女性の活躍に関する取り組みについてであります。
10月以降に順次、三つの取り組みを進めてまいります。
一つ目は、ロールモデルを活用したメンター制度の導入についてであります。
農業や観光、子育て支援や障害者支援など、多様な分野でご活躍されている女性の方々にご協力をいただいて、その方々にメンター、すなわち助言者としてご登録いただき、活躍したい女性に助言し、応援していくという制度の導入であります。
二つ目は、北海道女性の活躍支援センターの出張相談会であります。これを11月に4振興局で順次、開催してまいります。
三つ目は、それと関連するのですが、在札幌米国総領事館の首席領事をされておりますレイチェル・ブルネット-チェンさんに講師になっていただき、旭川市と帯広市で講演会を開催いたします。この方は、米国の女性外交官としてご活躍されているばかりではなく、今回の札幌赴任にあたって、同じく外交官をされているご主人が育休を取ってレイチェル・ブルネット-チェンさんに同行して札幌にいらっしゃったということで、そういうご経験を踏まえて、ご講演をしていただくこととしております。
このほか、10月13日から15日に苫小牧市において、全国から約2千人の関係者が参加される「日本女性会議」が開催されます。私も参加させていただこうと思っております。
道内各地域におけるいろいろな現状を考えた場合、さまざまな分野で女性の方々の参画による地域づくりということは大変重要だと思っておりますので、こうした取り組みを進めていきたいというふうに思っております。
私からは、以上2点であります。
記者からの質問
(NHK)
先日の(道議会予算特別委員会)知事総括質疑で、JRの見直し路線の一つである石北線について、早い時期に沿線自治体を訪れるとの答弁がありましたが、現地で行われる懇談会や意見交換会でどのようなお話をしたいとお考えですか。また、どういう話になれば良いという期待をされていますでしょうか。
(知事)
JR北海道の事業範囲の見直しの発表に関連するさまざまな対応につきましては、私は、いろいろなところで首長の方々とお目に掛かることがございますので、いろいろな形で意見交換をさせていただいているということをまず申し上げておきたいと思います。その上で、石北線ということを考えた場合、札幌から旭川を経由して、北見市や網走市などの主要都市を結ぶ路線の一つであると認識しており、この地域の沿線の皆さま方とお話をしたいという思いは以前からございまして、議会が終わったところで日程を調整して、現地に入りたいと考えているところであります。
やはり首長の方々だけではなく、例えば、商工業関係や教育関係、あるいは医療関係の方々などのご都合がつけば、そうした皆さま方といろいろな意見交換をさせていただければと思っているところであります。今、石北線沿線の皆さま方もいろいろな協議を加速的に進めていらっしゃると認識しておりますので、私もその議論に参加させていただくことによって、この地域の意見の集約が加速すれば良いというふうに思っております。
(毎日新聞)
今回の衆院選に関連した質問でありますが、小池百合子さんが東京都知事をやりながら希望の党の党首、代表を務めているということで、過去には滋賀県の嘉田知事もやはり日本未来の党をつくったりしていましたけれども、高橋知事におかれては、周辺から政党をつくらないかといった質問や声などのお話はないものなのでしょうか。
(知事)
全くございません。私は実務家でありますので、北海道という地域の行政のトップ(知事)として、北海道をより良い地域にするためにやらなければならない仕事に力を尽くしておりまして、そのことをさらに進めるために必要だと思えば、いろいろとやる気持ちの準備はございますが、その選択肢の中に政党をつくるといったことは、一切ございません。
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