知事定例記者会見(平成29年10月31日)

知事定例記者会見

・日時/平成29年10月31日(火) 14:30~14:40
・場所/記者会見室
・記者数/16名(テレビカメラ1台)

会見項目

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知事からの話題

1 「北海道米プロモーション」第3弾「お赤飯」PRについて
2 「省エネ3Sキャンペーン2017冬の陣」について

記者からの質問

1 PAC-3の機動展開訓練について
2 お赤飯について

知事からの話題

 

「北海道米プロモーション」第3弾「お赤飯」PRについて

 〔配付資料:「北海道米プロモーション」第3弾「お赤飯」PRの取り組みについて(PDF)〕
  私からは2点であります。
  一つ目は、「北海道米プロモーション」第3弾「お赤飯」PRの取り組みについてであります。
  今年も新米が出回る季節となりました。今年の北海道のお米は、平年を上回る作柄でとても品質の良いお米を収穫できたと伺っております。私も新米をすでにいただいておりまして、おいしいなと思っております。
  道では、北海道米の消費拡大の取り組みとして、農業団体のほか、流通、飲食など16の機関・団体で構成する「北海道米食率向上戦略会議」を設置しまして、道内の主要コンビニ、スーパーなどと連携して、年間を通じて季節のさまざまなごはん食シーンを提案する「北海道米プロモーション」を実施しております。
  今年に入ってからは、春には「おにぎらず」、夏には「夏カレー」などを実施してきたところでありますが、秋に入りまして、11月23日の勤労感謝の日は「お赤飯の日」とされておりますことから、これに合わせて、「北海道米プロモーション」の第3弾として、10月20日から11月30日までの間、北海道米を使用したお赤飯キャンペーンを展開しております。具体的には、道内10のスーパー各店において「お赤飯の日」POP(ポップ)の掲示、お赤飯を使用したお弁当やおかずセットなどの期間限定メニューの販売などを実施しておりまして、明日11月1日からは、テレビCMが放映されます。
  道民の皆さま方に今年のおいしい北海道米を食べていただき、道内食率85パーセントの維持、そして拡大をしていきたいと考えております。

「省エネ3Sキャンペーン2017冬の陣」について

〔配付資料:「省エネ3Sキャンペーン2017冬の陣」について(PDF)〕
  二つ目は、「省エネ3Sキャンペーン2017冬の陣」についてであります。
  道では、地球温暖化対策の取り組みとして、夏と冬を中心に省エネ3S(スリーエス)キャンペーンを推進しております。
  本道は、冬期間の暖房などで多くの電気、灯油を使用することから、道民一人当たりのCO2排出量が全国と比べ多いという特徴がございます。カーディガンやセーターなどの重ね着、ひざ掛けの利用など、暖かく働きやすい服装をしていただくことで、室温を下げても、普段の生活で省エネ行動を実践することができます。
  道でも、このキャンペーンの一環として、暖房を抑制し、暖かい服装などで執務を行う省エネワークスタイルの「ウォームビズ」に今年も取り組んでいくほか、道内の3,600の事業所の皆さま方にも呼び掛けて、冬の省エネ行動に取り組む「北海道あったまろうキャンペーン」を実施いたします。
  道民の皆さま方におかれましては、無理のない範囲で省エネ型のライフスタイルに取り組まれるようお願いいたします。
  また、マスコミの方々には、この省エネ3SキャンペーンのPRをお願いいたします。
  私からは以上であります。

記者からの質問

(STV)
  今日、えりも町でPAC-3の訓練が行われているのですけれども、それについて知事の見解をお願いいたします。

(知事)
  今日は、えりも町に行って現地取材をされている方もたくさんいらっしゃるようですね。 北海道の上空を二度にわたって北朝鮮のミサイルが通過したという事案、そして7月には、奥尻島の約150キロメートルの沖にミサイルが落下するなど、北海道方面へのミサイルの発射が続いており、北朝鮮による累次の暴挙が確認されているところであります。こうした中、今回PAC-3の機動展開訓練がえりも町の襟裳分屯基地で行われると伺っております。例年、全国で数カ所、道内でもこういった訓練は実施されてきたということでございます。今年に入りましても愛知県や福岡県などでも訓練がありましたし、道内でも7月3日に札幌市内で同じような訓練がありました。ただ、その頃は今お話をした3回連続したミサイルの発射前でありましたので、それほど注目されたわけではありませんが、そのような経緯がございます。
  私どもが防衛局から伺っているところによりますと、今回の訓練内容は、PAC-3の主要構成器材を千歳航空自衛隊の部隊から訓練場所に運搬し、組み立て、動作確認、撤収までの手順などを確認するというもので、ミサイルの実弾発射は行われないと理解しております。こういったことが国民保護の観点からも意義はあると思いますが、3回にわたるミサイル通過などを経験した北海道の立場からは、以前から申し上げておりますけれども、政府において今回の選挙結果も踏まえて、安定的な政権の下、国際社会とも連携して、二度とこういった暴挙を北朝鮮に起こさせないような毅然とした外交交渉、外交努力をしていただきたいと思っております。併せて、現にこのような事態が起こっておりますので、今回の訓練もその一環になるのかもしれませんけれども、国民の保護ということを最優先に万全の措置を国に求めていくと、こういうスタンスであります。

(STV)
  お赤飯の日ということで、今、お話があったのですが、知事は小豆派ですか、甘納豆派ですか。

(知事)
  重要なポイントですね。

(STV)
  北海道は甘納豆が多いというふうに言われていますが。

(知事)
  結論としては、私はどちらも大好きです。
  東京で仕事をしておりました時は、小豆のものしか食べる機会がなくて、私は元々、お赤飯が大好きでして、小さい時におめでたい事があると、私の母がよく買ってきてくれて、そういうことでお赤飯は昔から大好きでありましたけれども、小豆がメインでした。ただ、北海道で仕事をさせていただいている中で、道民の皆さんにとって甘納豆が一般的なお赤飯であると知りまして、若干大げさに申し上げますと、カルチャーショックもありました。ただ、これが思いのほかおいしいですよね。お赤飯は少し塩味が付いているのに、甘い甘納豆が入っているのも大好きであります。私は大好きなお赤飯をよく食べますが、その中でも特におにぎりはおいしいですね。選挙応援で全道を回った時なども、だいたいお昼はお赤飯のおにぎりを食べていたのですけれども、その際には小豆も食べましたし、甘納豆も食べました。どちらも大好きであります。

 

 


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