知事臨時記者会見
- 日時/令和2年2月20日(木) 18:34~19:05
- 場所/記者会見室
- 記者数/31名(テレビカメラ6台)
会見項目
知事からの話題
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について
記者からの質問
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について(1)
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について(2)
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について(3)
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について(4)
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について(5)
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について(6)
- 新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について(7)
知事からの話題
新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について
新型コロナウイルスに関連した患者発生に係る続報について、私のほうからご説明させていただきます。お配りした資料をご覧いただければと思います。昨日、渡島総合振興局管内での患者発生としてご報告させていただきました道内4例目の事例について、その後の経過についてお知らせをさせていただきたいと思います。資料の下線を引いてある部分が、本日更新させていただいた内容でございますが、若干補足などもございますので、ご覧いただきながらお聞きいただければと思います。
まず、居住地および職業についてでございますけれども、公衆衛生上の必要性と個人情報の保護を比較考量いたしまして、公表することと判断したところでございまして、ご本人からもご了解いただいておりますことから、公表させていただくことといたしました。
まず1(4)の居住地でございますけれども、七飯町でございます。職業については、七飯町議会議員の方でございます。行動歴、滞在歴については、現時点において確認ができた濃厚接触者についてでございますが、48名となっております。これらの方々について、現在の状況でございますけれども、発熱などの症状は特にないと聞いていることもご報告させていただきます。
その内訳についてでございますけれども、ご家族、議会関係者、町職員の方などであり、この中には七飯町の町長も含まれているところでございます。また、発症後の行動についてでございますけれども、2月10日に七飯町議会の特別委員会に出席され、17日には函館市で開催されました、函館湾流域(下水道)事務組合議会に出席されております。このほか、1月下旬には公務で名古屋市周辺に出張されておりますけれども、これらも含めまして、行動歴については引き続き調査を続けているところであることも申し添えたいと思います。
以上が、本日新たに確認された事項でございます。今後も所管の渡島保健所において、ご本人の行動歴および濃厚接触者を含めた積極的疫学調査を行ってまいります。感染拡大の防止や道民の皆さまの不安解消に向け、感染症の発生状況や動向、原因に関する情報とともに、予防や受診に必要な情報の積極的な公表に努めてまいります。
私からの続報については以上でございます。
記者からの質問
(STV)
2点あるのですけれど、1点目は、今回の公表というのは、道が主体となって公表されたという理解でよろしいのか、この町議会議員の方、もしくは七飯町から打診があって公表したのかどちらでしょうか。
(知事)
この点については、先ほど申し上げましたけれども、公衆衛生上の必要性と個人情報保護とを比較考量いたしまして、公表することが必要であると北海道として判断し、さらに、ご本人からもご了承いただいたという中で、このような形で公表させていただくという判断に至ったものであります。
(STV)
1月の名古屋出張も含めてなのですけれども、中国の方との接触というのは今のところ確認はできているのでしょうか。
(知事)
行動歴などについて引き続き調査しているところでございますので、現時点において分かった内容について今申し上げたところです。
(NHK)
先ほどの1点目の質問に関連してなのですけれども、当初、不特定多数との接触の可能性のある職業だということをご説明いただいていたと思うのですけれども、そう言いながら当初非公表となっていましたので、今回は公衆衛生上の必要性と個人情報等を比較してというふうにおっしゃいましたけれども、公表に至った経緯、例えば七飯町側から情報発信したいのだというような申し入れがあったですとか、そういったことはなかったのかというのを教えていただけますでしょうか。
(知事)
まず前回の会見で、陽性反応が出た中で皆さんにお知らせをさせていただきました。その中で、行動歴や濃厚接触者について調査させていただいて、(職業については)本人の同意はない中で、非公表とあの時点でさせていただきました。その内容についても、行動歴や濃厚接触者の調査状況を踏まえて、必要があればお話をさせていただくことを、前回お話をさせていただいています。ですからその後、行動歴、そして濃厚接触者の調査を進めさせていただきました。その中で、公衆衛生上の必要性や、また個人情報保護の観点から比較考量した中で、これは公表すべきであろうということを道として判断させていただきまして、そしてご本人にも同意いただきお話しさせていただきまして、同意いただけたということも踏まえて、判断したということです。
(NHK)
道として判断したとおっしゃっていますけれども、七飯町のほうは、午後、私どもが確認したのは午後3時ごろだったのですけれども、独自にホームページで、町内の住民が感染したことを確認したということを発表していました。結果的には七飯町のほうが先に公表する形となっていますけれども、主体というのは、七飯町側からやっぱり情報を公表したほうが良いのではないかとか、そういうのはなかったのでしょうか。
(知事)
そういった情報公開に当たっての本人同意の手続きなどは、われわれ道が主体的に当然のことながら行わせていただいております。また町が、情報を町として発信する必要性があることから、そのような対応を取られたのだと思いますけれども、われわれとしては、道としての判断を適切に行って、しかるべき調査なども踏まえて、公表させていただいたということですので、七飯町のほうから道に対してそういう働き掛けがあったとか、そういったことはございません。
(NHK)
もう1点だけすみません。今回4例目の方の公表に当たって、昨日の時点で2例目の時と同じように少し情報が足りなくて、「(情報が)少なくて身を守れない」という道民の方の声も、指摘もあったかと思うのですけれども、今後の情報公開の対応のあり方について考え直すとか、そういった考えはありますでしょうか。
(知事)
情報公開にあっては、先ほど申し上げた公衆衛生上の必要性と個人情報保護の比較考量の中で判断させていただいております。また、繰り返しになって申し訳ないのですけれども、検査をして陽性反応が出た段階において、まずは皆さんにできるだけ早くお知らせをさせていただくということがまず1点ございます。その時点では、詳細に行動歴や濃厚接触者が分かっていません。これはまずはご一報を申し上げるということですから、そういうことでございます。その上で、その行動歴や濃厚接触者の状況が見えてきた中で、さらに追加で、今日もそうですが、情報発信をさせていただいている中で、そういった意味では、道民の皆さまからすると、陽性反応が出た時点において、なかなか完全に調査が終わっていない段階で発信していますので、そういったなかなか情報が不十分なのではないかというご指摘というのは、当然あるものだと思います。ただわれわれとしては、やはり陽性者が出た場合はすぐにお知らせをする、そして状況が分かった時点において、追加的にそれを発信していく、そして道民の皆さまに対しては、例えば前回も申し上げましたけれども、そういった濃厚接触者がなかなか特定できない、かつ道民の皆さまに対して注意喚起をすることが非常に必要だということは、積極的に公表していきますので、そういった情報についても注視していただきたいと思いますし、まずはその感染予防対策について、道民の皆さまにも引き続きご協力をいただきたいと思います。
(朝日新聞)
札幌市の場合もそうなのですが、七飯町の場合も先に町が公表し、札幌市が公表し、道が後追いと。全部、後手後手な対応になっているように映るのですが、そのあたりはどうですか。
(知事)
先ほど申し上げたとおり、陽性反応が出た時点において、まず情報を提供させていただいています。確かにこの新型コロナウイルスに対する関心が非常に高い中で、町として判断されて、町内に周知することが必要だということでされたのだと思います。
われわれはその公表に当たって、しっかりと手順を踏んだ中で、道民の皆さまに対してその時点での正確な情報を発信させていただく中で、こうした時間でお話しさせていただいていることでございますので、そういった印象を道民の方々に持たれてしまうという部分については、申し訳ないとは思いますが、やるべきことをしっかりやっていくということに尽きるのだろうと思います。
(朝日新聞)
手順もその正確さも大事だとは思うのですけれども、スピードも大事だと思うのですよね。町のほうは取材に、町民の安全とか安心とか、そのあたりを踏まえて公表したというふうにお話をしていて、札幌市も市民の市中感染が疑われると、そういう判断から公表したというお話をされているのですけれども、道として町や市と、要はそういう調整とか、何かそのアクションというか、そのあたりはどうなのでしょうか、しているのでしょうか、していないのでしょうか。
(知事)
これまでも、札幌市も含めてさまざまな情報のやりとりを当然のことながら行っています。そのタイムラグの話は先ほども申し上げましたけれども、陽性反応が出た時点でお知らせさせていただいているという点については、ご理解いただきたいと思います。発信している情報にも確かに差があると思うのですけれども、一定のルールといいますか、考え方に立って、しっかり情報を発信していくということも重要だと思いますので、それはこれからもしっかりより一層、連携は密にしていくということについて言えば、それは当然必要なことだと思いますので、今後、これはあってほしくないことでありますけれども、他の地域にもそういった陽性者が出てきてしまうという状況があり得るかもしれません。その時は各町も当然対応が初めてなわけでありますから、われわれ北海道といたしましては、これまでの間、何例もこういった形で対応しています。ですから、そういったことの情報共有も踏まえて、より一層、しっかり連携していかなければならないという認識は持っています。
(朝日新聞)
この方の場合、本人が同意をしていないということで、職業を公表しないということですけれども、公職者ですよね。公職者の場合も、これは同意を得られなければ公表しないという、そういうことでよろしいのですか。
(知事)
同意の有無が全てではありません。先ほど申し上げたように、公衆衛生上の必要性の観点、また個人情報も保護しなければなりません。そういったところを比較考量し、判断をするということがこの件について重要だと思っています。
前回、陽性反応が出た時点において、行動歴や濃厚接触者の状況が分からない中で、個人が特定されかねない状況などもございましたので、そういった観点から、公表時点においては、本人の状況も踏まえて非公表とさせていただいたということでありますので、その時の状況と現在の状況というのは、その背景が異なってきていることから、公表させていただいたということです。ですから、今後もそれは個別に判断していくことにならざるを得ないと思います。
(朝日新聞)
あと1点、すみません。18日の夜なのですけれども、知事は道南の七飯町にいらっしゃったと思うのですけれども、18日の夜に道議の新年会が開かれまして、それに知事も出席されていらっしゃいますよね。そこに道議の方の支援者と今回感染された方の支援者が一部重なるという情報もありまして、そこに知事もいらっしゃったということなのですけれども、濃厚接触ということにはならないとは思いますが、そのあたり、危機管理という点で、知事、今回の件というのはどのように捉えていらっしゃいますか。
(知事)
公務で管内に入らせていただき、そういった集まりがあったという中でごあいさつをさせていただきました。そのような対応を取らせていただきましたけれども、結果として見れば、陽性の方が出た。今、得られた情報の中で、その時点に戻ることはできないわけでございますけれども、出てきた情報を考えれば、その中でそういったごあいさつをさせていただくことが適切であったのかどうかということについては、しっかり自分自身考えていかなくてはいけないと思います。
(北海道新聞)
今の記者の質問とも重なるのですけれども、今週月曜日に知事、会見を開かれまして、その公表の基準として、居住地、行動歴については、振興局、総合振興局管内ということを話されました。本日の発表では、七飯町、それから函館市に行ったという話もされています。事実上、変遷してきていると思うのですけれども、今後の第一報の段階で、居住地、行動歴について、振興局、総合振興局とするという公表の基準について堅持されるのか、あるいは状況に応じてそこは柔軟に判断するのか、そのあたりいかがでしょうか。
(知事)
柔軟に判断するということについては、今までも変わっていないわけです。基本的には振興局単位で公表するということについても、現時点で変わっておりません。それは、一つは振興局ごとに対策本部を設けていますので、そういった体制の中での取り組みをする上でというのがまず1点。もう1点は、人口規模が少ない中で、そういった陽性者などが出た場合について、個人が複数の情報によって特定されかねない状況もございますので、そういったことを総合的に考えると、振興局単位で公表するというのは、ベースとして今の時点で変更はございません。ただ、今後、この新型コロナウイルスの扱いについては、日々状況も変わってきているというところもございますので、そういった点は、まずは何が大切かというと、道民の皆さまの生命や健康を守るという観点から何をすべきかということでありますし、また先ほど申し上げた個人情報保護の観点と比較考量して判断していく中で、最も適切な公表のあり方というのは、絶えず考えていかなければいけないと思っています。ただ、現時点において、その公表の振興局単位を変更しようというところまでは至っていないと考えております。
(北海道新聞)
そのベースとしながらも、第一報で状況によってはさらに細かな単位で公表することもあり得るということですか。
(知事)
仮定の話になってしまうので、原則論としては変わらないです。ただ、どういうケースが出てくるかというのは正直予見できない状況がございますので、先ほどの行動歴の話もそうですけれども、道民の皆さまに情報提供をしていくことが、結果として、非常に効果があるということであれば、あらゆることをやはり公表していかなければならないことは言うまでもないわけですので、その点は当然柔軟に考えていかなければいけないということです。
(北海道新聞)
もう1点、今まさに国が会見するところだと思うのですけれども、各地でイベント中止が相次いでおります。致し方ないところもありますけれども、いろいろ経済活動を縮小させるという懸念もある中で、北海道内のイベント開催について、新型コロナウイルスへの影響を考慮した上で、知事としてはどんなふうに考えを持たれていますでしょうか。
(知事)
一般的に集会もいろんな規模があると思うのですけれども、限られた空間の中で、非常に密接する距離感で、長時間、同じ空間で時間を過ごすという状況を、それが非常に大規模なものということになりますと、そういった意味での影響というのは少し考えなければならないという部分もあるのだろうと思います。ただ、不要不急な状況の中で、例えば延期とか、この日にやらなくても日付が変更できるだとかそういうことを、今言ったような非常に閉鎖的な状況の中で、距離感が非常に近い中で行われるといったことについては、今後、国の方針が今日多分出ると私も聞いていますので、その状況も見た上で、皆さんに対して考え方というのを示したいと思います。
(読売新聞)
七飯町との今日のやりとりについてなのですけれども、先ほど七飯町から働き掛けがあったわけではないということだったのですけれども、道と七飯町でやりとりをせぬまま、七飯町がホームページの公表に至ったということなのでしょうか。それとも何かしらの。
(知事)
そこら辺の実務的なやりとりについて、私は今ちょっと把握していないのですが、分かりますか。
(保健福祉部長)
私どものほうにも特に話はなく、公表されたという状況です。
(読売新聞)
そうであるとすれば、今後市町村が町民なり村民なり、その安全を守るために独自に公表してしまうということがあり得ると思うのですけれども、そうなった場合、今回議員ということで、北海道としてもこういうふうに七飯町で七飯町議だという説明ができたと思いますが、一般人とかであった場合に、道は振興局と言って発表をしている、町としては具体的に発表しているという混乱が生じる可能性があると思うのですけど、その辺はどのようにやりとりというか今後したいと。
(知事)
いたずらな混乱がないようにしなければならないと思いますので、われわれがどういった基準で公表させていただいているか、そういう内容についても、しっかり皆さまと共有をよりしていくということは必要だと思います。
町の判断としてさまざまな問い合わせやいろんなものがある中で、そういった判断をされたのだと思いますけれども、今回、連携が不十分であったのではないかという部分については、やはり反省しなければならない部分だと思いますので、先ほど申し上げましたけれども、今後も陽性になる方が、これは出てこなければそれが一番良いのですが、新たな地域でそういったことが起き得る可能性もあるわけですから、そういった状況についてはより皆さまと同じ情報をしっかり持った上で、公表のあり方の検討も行っていくことが必要だと考えます。
(読売新聞)
別件で、病院などを取材すると、アルコール消毒液ですとかマスクですとか、そういう設備みたいなものがだんだん減ってきて不足するのではないかという病院もあるのですけれども、道として指示をしたりとか支援をしたいとか、今考えていらっしゃることはありますでしょうか。
(知事)
新型コロナウイルス全体に関する対応について、当然、今考えているところでありますし、近く皆さんに全体のお話もさせていただきたいと思います。
(読売新聞)
いつごろとか、どういうふうにとか。
(知事)
明日発表させていただきます。
(北海道新聞)
まず、濃厚接触者の中に北斗市長と函館市長は入っていらっしゃいますでしょうか。
(知事)
一部報道にございましたけれども、函館湾流域(下水道)事務組合議会の出席者の中に、首長の皆さまなどの出席があったという状況については把握しておりますが、濃厚接触者については、その会議の場にいるとか、陽性者の方との接触の状況だとかそういった中で、濃厚接触者については判断させていただいています。個別にこの方が濃厚接触者かどうかというコメントは差し控えたいと思います。
(北海道新聞)
先ほど七飯町長は含まれるとおっしゃっていましたけど、函館市長や北斗市長については控えると、この線引きは何でしょうか。
(知事)
七飯町長は、濃厚接触者として確認されている部分もございますが、町長のほうからは、濃厚接触者というのはこれは公表していないです。濃厚接触者というのは、今まで人数を公表させていただいています。しかしながら、町長のほうから、公表するべきだということをやりとりさせていただいた上で公表したということです。
(北海道新聞)
それで、知事、この18日に七飯町に行かれていらっしゃるわけですけれども、この際に町長と接触はされましたでしょうか。
(知事)
公務で道の駅を訪れておりますので、その中で(副町長と)お話などをさせていただいております。
(北海道新聞)
ごめんなさい。私、素人でこれがどのような位置付けなのか分からないのですけれども、濃厚接触者の方と接触されているということについては、どのようにお考えになるのでしょうか。
(知事)
発症をされて症状が出ている中で、いわゆる近距離で2時間程度、または、ご家族などの関係性の中で同じく時間を過ごされた状況などの濃厚接触者の定義がございますけれども、そういった中には当たらないと思いますので、そのように考えています。
(北海道新聞)
特段、知事自身を健康観察しなくてはいけないとか、そういう状況には今はないというふうに。
(知事)
そのように考えています。
(NHK)
二つ伺います。この新型コロナの感染と北海道で発表されて以来、知事のツイッターなり道のツイッターなり、批判の声があるのですけれども、このような情報の発表の仕方とか、情報の範囲とか、今の時点で問題がないとお考えですか。
(知事)
それはさまざまこの記者会見をやらせていただく中で、記者クラブの皆さまからいわゆる会見の手順の話ですとか、また結果として居住範囲を北海道というところから振興局単位と変更いたしましたし、陽性の患者が出た自治体とのやりとりの中で一部連携が不十分だとか、また国籍公表に当たって、国の発表との行き違いがあるなど、この間、私が認識している中でもこれらの課題があったと思います。大事なことは、道民の皆さまの命、そして健康を守るという観点から、とにかく一丸となって対策を組んでいくということが重要だと思いますので、昨日も申し上げましたけれども、反省すべきは反省し、そしてマスコミの皆さん、そして自治体の皆さん、医療関係者、多くの方々と力を合わせてこの難局を乗り越えていくしかないと思いますので、対応をしっかりしていきたいと思います。
(NHK)
あと一つです。七飯町から戻っていらっしゃった時、「なおみちカフェ」があって、もちろん公務もありましたし、夜は新年会に出席するなど政務もありました。2人目の患者で重篤な患者がいる中で、政務に出たりとか、公務に札幌を離れるなど、与野党ともに問題視する声もあるのですが、その件についていかがですか。
(知事)
そうですね。その状況について、北海道を離れるという中で、いわゆる松浦武四郎記念館のある三重県への出張などはやめましたけれども、今後、新春の集いなどについては、当然のことながら出席することは控えたいと思いますし、この危機管理上の対応として、私がやはり本部長でございますから、できる限りその体制をしっかり堅持する上でも、なかなか戻ってくることが困難な状況での出張ということは控えたいと思います。
この文章については、読みやすいよう、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどを整理し作成しています。(文責:広報広聴課)