官民がタッグを組んで、北海道の未来づくりへ。
道では、「ほっかいどう応援団会議」のネットワークなどを活用しながら、包括連携協定による協働活動やふるさと納税をはじめとする資金面でのご協力など、幅広い手法による官民連携の取り組みを進め、地域活性化につなげます。
道と企業との取り組み
デジタル・脱炭素化への対応や食・観光といった北海道の強みを活かした取り組みを進めるうえで、企業の皆さんの北海道への想いが大きな力になっています。
その一つとして、イオン北海道株式会社には、「イオン道産デー」による道産食品や道内生産者のPRのほか、「ほっかいどう遺産WAON」を通じた道の事業への協力など、北海道の未来づくりに貢献していただいています。
地域とともに成長する企業でありたい。
イオン北海道株式会社営業企画部デジタルマーケティング
東 由佳子(あずま ゆかこ)さん(右) 合田 瑛(ごうだ あき)さん
当社では毎月、北海道のおいしい“食”を道民の皆さまに提供すべく、各店舗で「イオン道産デー」を開催しています。
これは、北海道が進める「どんどん食べよう道産DAY」の取り組みに協力して2008年にスタートし、現在では、テレビなどで旬の道産食品の発信を通じて道内生産者の想いを伝え応援する取り組みとして、お客さまにも大変ご好評をいただいています。
また、2021年11月~2022年2月には、北海道主催の「今こそ食べよう北海道」キャンペーンとも連携して、道産食品の消費拡大を図りました。このほか、電子マネー「ほっかいどう遺産WAON」のご利用金額の一部を、北海道遺産の保全活動にお役立ていただいています。
「地域との連携」は、当社の経営方針としても重要なテーマの一つです。今後もさまざまな取り組みを通じて、地域とともに成長する企業でありたいと思っています。
(写真)イオン道産デーの鮮魚売り場
市町村と企業との取り組み
道内市町村においても、官民連携の取り組みが進んでいます。
道が京極町とともに取り組む「北海道の水資源を未来につなぐ価値共創プロジェクト」では、2020年度以降、株式会社セコマ、株式会社北洋銀行からの寄附をもとに、水資源の保全や周辺の整備事業を進めています。
企業との連携により水資源の価値を共有できました。
京極町企画振興課課長
兼松 良充(かねまつ よしみつ)さん
京極町の「ふきだし公園」周辺は、道の水資源保全地域に指定されているほか、町独自に条例を制定して水資源の保全と活用に取り組んできました。
2020年には、セコマ様、北洋銀行様からの寄附により、ふきだし公園の遊歩道や園路の整備、周辺の植樹事業を実施。2021年からは公園内に案内看板を設置し、植樹した一帯の下刈工事を行うなどの整備を進めてきています。
環境保全に熱心な企業さんとのこうした連携により、貴重な水資源の価値を共有することができ、当町をはじめとした地域一帯の魅力を実感していただける機会になったと感じています。
(写真)整備したふきだし公園の園路
ほっかいどう応援団会議
「ほっかいどう応援団会議」は、北海道にゆかりや想いのある皆さんの知恵や力をお借りしながら、北海道の未来づくりを進めていくためのネットワークです。
2019年9月に発足以降、これまで約500の企業・団体、10,000人を超える個人の皆さまにご参加いただいています。
「ほっかいどう応援セミナー」を開催
ポストコロナに向けた官民連携の推進のため、「ほっかいどう応援セミナー」を3月29日にオンラインで開催しました。参加企業・団体に対し、知事や市町長がプレゼンテーションを行い、応援の輪の拡大に向けたトップセールスを行いました。
新プロモーションムービー公開中!
「ほっかいどう応援団会議」の新プロモーションムービーを公開しています。ぜひご覧ください。
応援団メンバーになろう!
「ほっかいどう応援団会議」に参加していただける企業・団体、個人の方(道ファン子)を募集しています。
個人の方はSNSで簡単登録!
企業・団体の方は下記にお問い合わせください。
【問い合わせ先】道庁官民連携推進室 電話011-204-5158