広報誌ほっかいどう 2023年9月号
【もくじ】
1 特集1 冒険の島 北海道。
2 特集2 第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会
3 特集3 令和5年度北海道予算
4 ピックアップ 地域情報
5 高校生のマナビバ
6 地域おこし協力隊CAFÉ
7 道からのお知らせ
8 道議会レポート
1 特集1 冒険の島 北海道。
(1)新しい旅のスタイル アドベンチャートラベル
コロナ禍を経て、北海道の観光需要は着実に回復に向かっています。北海道観光の成長分野として道が取り組んでいるのが、アドベンチャートラベル(AT)です。
ATとは、「アクティビティ」「自然」「異文化体験」の3つの要素のうち、2つ以上を組み合わせた旅行形態のこと。アクティビティを通じて自然体験や異文化体験を行い、地域の人々との交流を楽しみながら、その土地の自然と文化をより深く知ることによって自分の内面が変わっていくような旅のスタイルがATの魅力なのです。
ATの世界市場規模は70兆円を超え、特にヨーロッパや北米、オーストラリアを中心とした富裕層の支持を集めています。また、AT旅行者の観光消費額は一般旅行者の約2倍といわれ、こうした経済効果を北海道の成長力につなげていくことが大切です。
北海道は、美しく雄大な自然や豊かな食、アイヌ文化や縄文遺跡群など独自の文化に加え、サイクリングやカヌー、スキーなどの多様なアクティビティを楽しむ環境が整っており、ATのコンテンツが豊富にそろっていることから、まさにATの適地といえます。
●アドベンチャートラベル(AT)の概念
・自然
美しく雄大な景観・野生動物・温泉 など
・異文化体験
アイヌ文化・縄文文化・北海道ならではの食・歴史 など
・アクティビティ
トレッキング・カヌー・スキー・フィッシング・サイクリング・ラフティング など
(2)約60カ国800人が参加 ATWS2023
そうした中、AT分野で最大の国際イベント「アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道・日本(ATWS2023)」が9月11日(月)~14日(木)、札幌コンベンションセンターをメイン会場として開催されます。
ATWSは2005年から世界各国で行われており、アジアでは初開催。世界約60カ国から旅行会社やメディア、ツアー関係者など約800人が一堂に集まり、期間中にAT体験ツアーや講演会、セミナー、商談会などが行われます。
※ATWSは登録制イベントで、一般の方々の参加はできません。
(3)道内各地の魅力を発信するチャンス
ATWS2023では、日本および北海道をより深く知ってもらう体験ツアーとして「プレ・サミット・アドベンチャー(PSA)」と「デイ・オブ・アドベンチャー(DOA)」が実施されます。
9月4日(月)~10日(日)に行われるPSAは、道内外の22コース。また、9月11日に行われる日帰りツアーのDOAでは、道内31コースが設定されています。
(4)INTERVIEW
ATWS2023では、道内で活躍するさまざまな分野のガイドが北海道の魅力を発信する役割を担います。その中で、サイクリングツアーを担当する専門家にお話を聞きました。
○株式会社サイクリングフロンティア 代表取締役 石塚 裕也(いしづか ゆうや)さん
北海道のサイクリング環境は世界一。自転車を通して北海道ファンを増やしたい。
●ATWS2023ではどんな役割を担っていますか。
サイクリングツアーでは、PSAで千歳・日高・宗谷の3コース、DOAで北広島・美唄の2コースを担当します。その他の地域でも、事前の実証踏査およびアドバイス、ガイド育成などに携わっています。
●自転車で巡る北海道観光の魅力は?
自転車はとても自由な乗り物です。季節の草花やおいしそうなお店などを見つけたときに、寄り道にも対応しやすいのが自転車の良さ。北海道の旅をより深く楽しむには、自転車が最適なんじゃないかと思います。
●ATWSでは、北海道のどんな魅力を伝えたいですか。
私はもともと自転車選手として海外のレースを経験してきましたが、北海道のサイクリング環境は世界一だと思っています。ほとんど人が通らないけれど、きれいに舗装された道というのが、北海道にはたくさんあります。安全で快適な道をひとり占めできるような環境は、サイクリストにとって大きな魅力。世界中から人を呼べるだけの価値があると思います。
サイクリストは欲張りですから、安全に気持ち良く走りたい。景色も見たいし、おいしいものも食べたい。そうしたニーズのすべてを満たすのが北海道なんです。ATWS2023を機に訪れる海外の皆さんには、サイクリングを通して北海道ファンを一人でも増やしたいですね。
●道の新しいガイド資格制度に新分野としてサイクリングが加わりました。どのような期待をお持ちですか。
資格制度の創設にあたり、ワーキンググループの一員として検討に携わってきました。サイクリングガイドはお客さまの命を預かる仕事で、高度な安全意識と専門知識が求められます。サイクリングガイドを目指す人が増えるようなしくみを作ると同時に、自分自身がその先駆者となれるよう、しっかり取り組んでいきたいと思います。
▲道庁観光振興課 電話011-206-6944
2 特集2 第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会
(1)「全国豊かな海づくり大会」ってどんな大会?
水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、明日のわが国漁業の振興と発展を図ることを目的として、1981年に第1回大会が大分県で開催されて以来、継続して各地で開催されています。北海道では、1985年の第5回大会(湧別町登栄床漁港)以来、2回目の開催となります。
○主要行事(招待者のみの参加となります)
●日時:9月17日(日)
●会場:厚岸町厚岸漁港
●式典行事
•功績団体表彰 など
●海上歓迎・放流行事
•歓迎演奏•漁船等による海上パレード・漁法紹介•稚魚放流(マツカワ・ホッカイエビ)
○関連行事(一般の方も参加できます)
豊かな海づくりフェスタ2023
●日時:9月16日(土)・17日(日)
●会場:厚岸町/厚岸漁港湖北岸壁釧路市/釧路市観光国際交流センター・幸町緑地
・本道水産業の特色や漁法の紹介などの企画展示/伝統芸能
・著名人によるステージイベント、海の生物や環境について学べる体験ブース など
▲第42回全国豊かな海づくり大会北海道実行委員会事務局 電話011-206-6563
3 特集3 令和5年度北海道予算
北海道のポテンシャルを最大限に発揮し、さらに前へと進めていきます。
(1)重点政策のポイント 基本的な視点
○Point1 暮らしを守る 安全安心な環境づくり
社会全体で子育てを支える子ども応援社会の実現、医療提供体制の充実といった「やさしく温かい社会づくり」のほか、災害への備えの強化をはじめとする「命と生活を守る基盤づくり」、農林水産業でのDXの活用などの「持続可能な1次産業づくり」を進めます。
○Point2 未来を創る 確かな成長を支える価値づくり
半導体関連産業の振興をはじめとする「成長を牽引する産業づくり」、観光、食、文化などの「世界に輝く魅力づくり」、移住・就労の促進や多様で柔軟な働き方の促進などを通じた「未来を担う人づくり」を進めます。
○Point3 地域と進める 共感と信頼の関係づくり
応援団第2章として、企業や地域おこし協力隊など、北海道に想いを寄せる方々との連携強化のほか、個性あふれる市町村の取り組みへの支援など「共に輝く地域づくり」、道庁自らが行動する「チャレンジする道庁づくり」を進めます。
(2)重点政策の主な事業
○暮らしを守る
●不妊治療費の助成 6,178万円
不妊治療を行う人の経済的負担の軽減を図るため、保険適用外となる不妊治療(先進医療)の利用に要する費用の一部と交通費を補助します。
●こどもファスト・トラックの推進
妊婦や子ども連れの方などを優先する取り組み(こどもファスト・トラック)を進めます。
●海溝型地震への備え 3,300万円
日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策を加速させるため、特別強化地域の39市町が取り組む津波避難施設等の整備を支援します。
●農林水産業でのDXの推進
省力化や収益性の向上を図るため、スマート農林水産業を一層推進します。
・スマート農業推進事業 814万円
・ICT技術等を活用したコンブ生産増大対策事業 952万円
・スマート林業実装推進事業 7,116万円
○未来を創る
●半導体関連産業の集積促進 1億2,099万円
次世代半導体製造拠点の本格稼働を見すえ、製造・研究・人材育成が一体となった複合拠点の実現に向けて取り組みます。
●ゼロカーボン北海道の推進 100億円規模
100億円規模の基金を創設し、環境と経済の好循環を図りつつ、ゼロカーボン北海道の実現に向けた取り組みを推進します。(今年度基金活用額19億円)
・洋上風力発電サプライチェーン構築・人材確保支援事業
・住まいのゼロカーボン化推進事業
・新エネルギー設備等導入支援事業
●移住促進に向けたプロモーション 1,532万円
地方移住への関心の高まりを契機に、若年層や子育て世代をターゲットに各種プロモーションを展開します。
●観光の高付加価値化
コロナ禍からの本格的なインバウンドの回復に向けて、観光の高付加価値化を進めます。
・テーマ別観光推進事業 5,676万円
・新しいガイド制度の実現に向けた環境整備事業 2,888万円
●食の海外販路拡大
コロナ後の本格的な消費回復をとらえ、食の販路開拓に向けたプロモーションなどを実施します。
・食の海外販路拡大事業 6,642万円
・道内水産物輸出拡大推進事業 1,334万円
●就職氷河期世代の就業への支援 774万円
就職氷河期世代が正社員として就職するための支援を実施します。
○地域と進める
●地域おこし協力隊への支援強化 2,500万円
サポート窓口の設置や地域定着に向けた起業、就業支援など、入口から出口まで各フェーズでのサポートを強化します。
(3)令和5年度予算の概要
令和5年度予算は、昨年度と比較して745億円減の3兆1,517億円となりました(一般会計)。実質公債費比率(財政規模に対する借金返済の割合)は、今後上昇する見通しにありますが、減債基金への積み戻しなどに取り組んだことにより、昨年9月時点の推計と比べ、一定の改善が図られました。なお、道財政は今後も多額の収支不足額が見込まれるなど厳しい状況が続くため、引き続き、財政の健全化に向けた取り組みを進めます。
○歳入・歳出の構成
●歳入 3兆1,517億円
・道税 6,513億円
・地方交付税 6,380億円
・地方譲与税等 1,087億円
・道債 5,070億円
・国庫支出金 4,550億円
・その他 7,917億円
●歳出 3兆1,517億円(目的別※)
・公債費 6,528億円
・保健福祉費 5,570億円
・教育費 3,767億円
・経済費 3,694億円
・総務費 3,045億円
・建設費 2,288億円
・警察費 1,376億円
・農政費 1,298億円
・総合政策費 876億円
・水産林務費 624億円
・議会費・環境生活費・災害復旧費等 343億円
・諸支出金 2,108億円
※目的別:経費を行政目的で分類
○実質公債費比率の推移
25%◀︎早期健全化基準 18%◀︎地方債許可団体基準
今回推計(令和5年6月)
令和4年 19.1%
令和5年 18.9%
令和6年 19.5%
令和7年 21.0%
令和8年 22.6%
令和9年 22.4%
令和10年 22.4%
令和11年 22.3%
令和12年 22.1%
令和13年 21.4%
令和14年 21.0%
前回推計(令和4年9月)
令和4年 19.1%
令和5年 19.0%
令和6年 19.8%
令和7年 21.5%
令和8年 23.1%
令和9年 22.8%
令和10年 22.8%
令和11年 22.6%
令和12年 22.3%
令和13年 21.6%
※実質公債費比率…標準的な収入に占める公債費の割合(一般財源)
▲重点政策/道庁政策局 電話011-204-5132
令和5年度北海道予算/道庁財政課 電話011-204-5030
4 ピックアップ 地域情報
北海道の各地域から話題をお届けします。
(1)羅臼町
羅臼町と海、国後島を一望できるテントサイト
知床羅臼野遊びフィールドは、世界自然遺産の知床ならではの圧倒的なロケーションに、4つのテントサイトがある手ぶらキャンプ施設です。新たにSelf-Made Caféがオープンし、道具をレンタルして、豆から淹れるコーヒーやホットサンドなども楽しめます。
▲知床羅臼野遊びフィールド 電話080-9398-6019(9:00~17:00)
(2)白老町
ウポポイ開業3周年!さまざまなアイヌ文化を体感して
アイヌの伝統的な生活空間を体感できる伝統的コタン
ウポポイ(民族共生象徴空間)は開業3周年を迎えました。ウポポイでは、アイヌの歴史や文化などを多くの皆さんに幅広くお伝えするため、伝統的な手仕事や楽器演奏などの芸能が体験できるプログラムを提供しています。この機会に、ぜひアイヌ文化を体感してください。
▲公益財団法人 アイヌ民族文化財団 電話0144-82-3914
5 高校生のマナビバ
新たな視点で学びを深める道内の高校生の話題をお届けします。
○北海道CLASSプロジェクト(地学協働活動推進 実証事業)
道内の高校生が地域の自治体や産業界と連携し、地域の課題探究型の学習体験を通じて地域活性化に取り組む「北海道CLASSプロジェクト」。このプロジェクトの連携校として、北海道夕張高等学校は2021年度から実践的な学習を展開しています。昨年度の夕張産の食材を活用した新商品開発の取り組みは、北海道教育委員会の「北海道地学協働アワード2022」で特別賞を受賞しました。今年度も地域活性化を目指し、新たな商品開発に取り組んでいます。
●夕張はメロンだけじゃない!長いもパスタを開発中です
北海道夕張高等学校就職・専門学校進学コース3年 田中 璃桜(たなか りお)さん
11人が各班に分かれて、いなりずし、プロテインバー、ピザ、パスタ、おやき、飲むわらび餅、即席カップライスを夕張のオリジナル商品として開発中です。
私は低カロリーで食物繊維も多い長いもに着目しました。まだ試作段階ですが、パスタに混ぜたら、高カロリーとなる強力粉を減らすことができ、もっちりした食感となりました。私たちの商品開発の取り組みを通じて、夕張にはメロンの他にも特産品があることを多くの方に知っていただきたいと思っています。
▲北海道教育庁社会教育課 電話011-204-5744
6 地域おこし協力隊CAFÉ
都会に住む人が課題を抱える市町村に移住し、才能や能力を発揮する地域おこし協力隊。
今回は「とかち地域おこし協力隊ネットワーク」で活動の幅を広げる池田町の隊員を紹介します。
○協力隊が横につながれば、十勝はもっとおもしろくなる!!
千葉県松戸市出身 鈴木 龍太郎(すずき りょうたろう)さん
十勝平野の雄大さ、何よりワインが好きで池田町に一目ぼれ。昨年は、独自品種である山幸のワインを楽しむ「秋のブドウ収穫と畑でランチ会」を開き、「池田町スタディツアー」では、東京・大阪から10~20代の学生や社会人を受け入れました。
ことしは「とかち地域おこし協力隊ネットワーク」を設立。十勝には毎年100人ほどの協力隊がいるので、情報交換や悩みを打ち明けながら、地域の活性化につなげていきます。
○北海道地域おこし協力隊ネットワークが発足!
「北海道地域おこし協力隊ネットワーク」が6月に発足しました。隊員同士の連携や情報交換などを通じて、地域での取り組みをより充実できるように活動していきます。
▲北海道地域おこし協力隊ネットワーク事務局 電話011-204-5791
7 道からのお知らせ
道庁からのお知らせなどをお伝えします。
詳しくは、各ウェブサイトでご確認ください。
(1)特殊詐欺被害を防止するために!
特殊詐欺の犯人からの電話は、ほとんどが自宅の固定電話にかかってきます。犯人からの電話を受けないための固定電話対策が被害防止の第一歩です。
NTT東日本では、70歳以上の契約者または70歳以上の方と同居している契約者の回線を対象に、相手の電話番号が表示されるナンバー・ディスプレイサービスの無償化など、特殊詐欺対策を強化しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
▲道庁道民生活課 電話011-206-6148
(2)低所得の子育て世帯に給付金を支給
食費などの物価高騰の影響を受けている低所得の子育て世帯に対し、国の特別給付金(児童1人あたり一律5万円)を支給しています。
支給対象となるひとり親世帯で未申請の方は、申請期限までに早めの申請をお願いします。詳細は、市役所・町村役場にお問い合わせください。
対象世帯 ひとり親世帯
支給対象者(申請が必要)
・公的年金などを受給していることにより、児童扶養手当の支給を受けていない方
・収入が児童扶養手当を受給する方と同じ水準となっている方
※ひとり親世帯以外の子育て世帯の方は、市町村にお問い合わせください。
▲道庁子ども家庭支援課 電話011-206-6328
(3)新型コロナワクチン接種のお知らせ
9月以降、高齢者や基礎疾患をお持ちの方以外も広く対象となる「令和5年秋開始接種」が始まります。また、初回接種(1・2回目接種)も引き続き実施していますので、接種の検討をお願いします。
ワクチンについての疑問や不安がある場合は、かかりつけの医療機関のほかワクチン接種相談センターにご相談ください。
▲北海道ワクチン接種相談センター フリーダイヤル0120-306-154
道庁感染症対策課 電話011-206-0359
(4)北海道低所得世帯臨時特別給付金について申請は12月1日(金)まで
物価高騰による負担が増えていることを踏まえ、低所得世帯の生活の安定を図るため、各市町村による住民税非課税世帯への給付の対象とならない、住民税均等割のみの課税世帯に対し、臨時的措置として1万2千円を給付します。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
▲北海道臨時特別給付金コールセンター フリーダイヤル0120-175-043
(5)子どもたちに豊かなスポーツ・文化芸術体験を届けるため部活動の地域移行が始まります
少子化による生徒数の減少に伴い、地域によっては学校単位での部活動が維持できなくなっています。
子どもたちの貴重な人間形成の機会となるスポーツや文化芸術活動を持続できるように、公立中学校における休日の部活動は、徐々に地域での活動(地域クラブ活動)に移行していきます。
▲北海道教育庁部活動改革推進課 電話011-206-6067
8 道議会レポート
定例会の概要などをお伝えします。
令和5年第1回臨時会(5/11~5/17)
(1)議長・副議長の就任
議長に函館市選出の冨原亮議員(自民党・道民会議)、副議長に空知地域選出の稲村久男議員(民主・道民連合)が選出されました。
(2)臨時会の概要
今臨時会は、令和5年4月9日に執行された一般選挙後初の議会で、正副議長の選挙、常任委員会・議会運営委員会・特別委員会の委員選任を行いました。
また、国の「物価高克服に向けた追加策」に対応して、緊急に措置を要するための令和5年度補正予算案、その他の案件が提案され、議決されました。
さらに、議員から提出された会議案1件、決議案7件、意見案2件が原案のとおり可決されました。
(3)主な質疑
次の取り組みなどについて議論されました。
詳細はウェブサイトをご覧ください。
●宿泊業環境整備緊急対策事業について
・緊急対策事業に関する考え方
・支援対象業種の線引きの基準
・観光関連産業の回復に向けた取り組み
・観光業以外の業種への拡大
●人材確保緊急支援事業について
・これまでの申請状況や活用実績
・対策の効果に対する評価と認識と今回の事業への反映
・人手不足解消の方策
●配合飼料高騰対策緊急支援事業等について
・これまでの事業成果への評価
・今回措置されていない肥料への対応
・鶏卵価格の安定に向けた対策
●給食原材料費等支援事業について
・昨年度の事業成果
・学校給食費の無償化検討への対応
●LPガス利用者緊急支援事業について
・一律の負担軽減とした考え方
・LPガス利用者以外との支援の差が生じかねないことへの考え
・円滑かつ迅速な事業の実施への取り組み
(4)次回定例会のお知らせ
令和5年第3回定例会は9月上旬に開会の予定です。議会中継はスマートフォンでもご覧いただけます。
(5)ウェブサイトをご覧ください
議会中継・録画、議会日程、会議録、傍聴・見学案内、議会時報などをご覧いただけます。
▲議会事務局政策調査課 電話011-204-5691
▲北海道の人口データをお届けします。(令和5年5月末現在)
総人口5,115,046人 男 2,418,705人 女 2,696,341人
前年同月比
総人口47,099減 男 21,522減 女 25,577減
(人口は毎月公表される統計資料に基づき掲載しています。)
※性別不明者は総人口のみ含まれています。
▲広報(誌)「ほっかいどう」、次号は令和5年11月の発行予定です。
点字版広報誌の送付を希望される場合は、発行元までご連絡ください。
発行/北海道総合政策部知事室広報広聴課
〒060‐8588 札幌市中央区北3条西6丁目
電話011‐204‐5110/FAX011‐232‐3796