視覚障がい者向け広報「ほっかいどう」令和6年1月号

広報誌ほっかいどう 2024年1月号

【もくじ】
1 年末年始のご挨拶
2 特集1 食べて応援!北海道
3 特集2 子どもと子育てにやさしい社会づくりを進めています。
4 その怪しい電話、詐欺ではありませんか?
5 ピックアップ 地域情報
6 高校生のマナビバ
7 地域おこし協力隊CAFÉ
8 道からのお知らせ
9 道議会レポート

1 年末年始のご挨拶

令和5年中は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、国際情勢も大きく変化する中、道政の推進に、ご理解とご協力を賜り、心から感謝を申し上げます。引き続き、北海道を前へとの想いを胸に、道政に全力を尽くしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。令和6年が、皆さまにとりまして、希望に満ちたすばらしい年となりますよう心からお祈り申し上げます。
北海道知事 鈴木直道

2 特集1 食べて応援!北海道

中国等による日本産水産物の輸入停止措置により、ホタテをはじめ、たくさんの道産水産物が行き場を失っています。漁業者・水産加工業者の皆さんが努力を重ねながら生産している安全・安心でおいしい道産水産物を、みんなで食べて応援しましょう!

(1)道産水産物は大きな影響を受けています

東京電力福島第一原発のALPS処理水の海洋放出に伴い、2023年8月24日、中国は日本産水産物の全面輸入停止を発表しました。以降、中国への輸出向けに生産された道産水産物は行き場を失っています。
道産水産物の道内港からの中国向け輸出額は、2023年6月までは前年比110%以上で推移していましたが、輸入停止措置が始まった8月は前年比約30%、9・10月は0%となりました。これにより、道産水産物全体の輸出総額も減少しています。大きな影響を受けている道産水産物はいまどのような状況なのでしょうか。
道内の漁業団体に現状と今後の取り組みについてお話をうかがいました。

(2)INTERVIEW

○北海道漁業協同組合連合会代表理事会長
阿部 国雄(あべ くにお)さん

道民の皆さまの温かい応援に感謝して、北海道のおいしさをお届けします。

●中国による輸入停止措置の影響を教えていただけますか。
中国向けの輸出割合が大きかったホタテについては、まず短期的な影響として、8月時点で、中国向けに販売する計画で製造していた製品が行き場を失ったことが大きかったです。
しかしながら、「道産水産物を応援しよう」という報道や道民の皆さまの働きかけが大きな力となって、ホタテ製品全般を底支えしていただき、何とか事態は改善されつつあります。本当にありがたいと思っています。
また、長期的な影響として、道産ホタテ水揚げ量の約4分の1が中国に輸出されていたことから、引き続き販売先の再構築が求められています。

●消費拡大に向け、どのような取り組みを進めていますか。
ホタテを含めた国内販売の拡充については、皆さまの応援のおかげで、ふるさと納税やスーパー、飲食店向けの営業も功を奏し、消費は着実に広がってきています。北海道ぎょれんとして、広報活動や企業とのコラボ販促、食育活動などを引き続き進めていきます。
また、海外での消費拡大として、台湾・シンガポールでの道産ホタテの輸出促進を兼ねた料理教室や、台湾での北海道フェアなどに取り組んでいます。

●道産水産物をより一層食べていただくために、道民の皆さんに メッセージをお願いします。
輸入停止措置を機に、道民の皆さまの温かい応援がこれほど大きくなるとは予想もしていませんでした。心から感謝を申し上げます。
食べていただく機会が増えると「おいしい」という声も多くなり、漁業者ももっといいものを作ろうと励みに思うことができます。
おいしい道産水産物をより多くの道民の皆さまに食べていただけるよう、一層の努力をしていきますので、今後とも応援をよろしくお願いいたします。

▲道庁水産林務部総務課 電話011-204-5457

(3)道の取り組み

道産水産物を食べて応援するキャンペーンを展開中!
道では、道内の漁業者・水産加工業者の皆さんを応援するため、ホタテなどの道産水産物の消費を促進するキャンペーンを展開しています。ぜひ道産水産物を食べて応援してください。

○「食べて応援!北海道」どさんこプラザ一斉キャンペーン
「北海道どさんこプラザ」の国内外全18店舗では、水産物を中心とした道産食品の販売促進フェアを行っています。特設コーナーの設置、販促パネルなどの掲示、PR動画の放映などを行っています。お近くの店舗にぜひお立ち寄りください。

▲道庁食産業振興課 電話011-204-5766

○「食べて応援!北海道」キャンペーンふるさと納税の取り組み
ふるさと納税を活用した道産水産物支援の取り組みとして、道では、北海道ウェブサイト内に、水産物支援特設ページを立ち上げ、北海道の取り組みのほか、ふるさと納税ポータルサイトの各社や道内の市町村における水産物支援特集ページをご紹介しています。ぜひ特設ページをご覧いただき、ふるさと納税を通じた道産水産物の応援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

▲道庁官民連携推進局 電話011-206-6449

(4)民間事業者の取り組み

国際基準の衛生管理で安全・安心な水産物を世界へ

○丸ウロコ三和水産株式会社(紋別市)
丸ウロコ三和水産は、創業55年の水産加工会社。オホーツク海全域から仕入れのできるルートが強みで、主力商品のホタテをはじめ、良質で鮮度の高い水産物・水産加工品を生産しています。従来は、冷凍貝柱などホタテ加工品の約2割を中国に輸出していたことから、輸入禁止は大きな打撃となりました。そうした状況下でも、北海道のおいしい水産物を多くの人たちに届けようと、新たな販路拡大に取り組んでいます。
同社製品の安全・安心を支えているのが、2014年に取得したHACCP※認定です。「鮮度の高い食品を扱う以上、安全・安心の付加価値を高めることは当社の使命。国際基準の衛生管理を継続することが信頼につながると考えています」と同社社長の山﨑和也(やまざき かずや)さん。さらにFDA(米国食品医薬品局)など輸出先ごとの各認定や必要な認証なども取得しており、オホーツク産の水産品は世界で高い評価を受けています。
「最近では、アメリカ、台湾、オーストラリア、東南アジアなど新たな輸出先が増えました。道内外からも、ホタテを使ったコラボ商品や外食産業でのキャンペーンなど多くの応援企画をいただき、励みになっています」と手ごたえを感じているようです。
※HACCP(ハサップ)は、Hazard(危害)、Analysis(分析)、Critical(重要)、Control(管理)、Point(点)の5つからなる国際基準の衛生管理手法。

(5)いま道産水産物にどんな変化が起きている?

皆さんは、店頭に並ぶ魚の種類を見て、北海道の水産物が少しずつ変化してきていることにお気づきでしょうか。
例えば、2011年には10万トンを超える漁獲があったスルメイカやサンマは、2021年には1万トン程度となっています。一方、近年の好漁続きで漁獲量が増大しているのが、マイワシ、ブリ、ニシンです。こうした魚種の変化には、気候変動に伴う海洋環境の変化が影響していると考えられています。

(6)安定的な生産を目指す栽培漁業の取り組み

道では、漁業資源の変化に影響されにくい安定的・計画的な生産体制づくりに向けて、北海道に適した新たな養殖手法の検討を行っています。その一つが、木古内町で進めてきたサクラマスの養殖試験です。
2021~2023年度の間に、種苗から出荷サイズに育成するまで約8カ月間の試験飼育を2回行い、さまざまな基礎データを取得。魚体の生育状況を把握したほか、飲食店等の意見を踏まえて食味の改善を行うことができました。
今後も、養殖魚の品質向上やコスト削減など、さらなる生産性の向上を目指していきます。

3 特集2 子どもと子育てにやさしい社会づくりを進めています。

道では、希望する誰もが安心して子どもを生み育てることができるよう、結婚から妊娠・出産、子育て全般にわたり、ライフステージに応じた切れ目のない支援を進めています。

(1)未来のために進める子ども応援社会の取り組み

北海道では、全国を上回る早さで少子化が進行しています。2022年の合計特殊出生率※は、全国で1.26、北海道は47都道府県別で45位の1.12となり、過去最低を更新しました。
北海道の少子化は、未婚化・晩婚化の進行のほか、仕事や子育ての負担感、経済面での不安など、さまざまな要因が考えられます。
少子化の進行は、子どもの自主性や社会性が育ちにくくなることや、生産年齢人口の減少などによる経済や地域社会の活力が低下することなど、本道の将来に広く深刻な影響を与えることが懸念されます。
道では、安心して子どもを生み育てることができ、子どもが健やかに成長していける「子ども応援社会」の実現に向けて、社会全体で子ども・子育て施策に取り組んでいきます。
※合計特殊出生率:1人の女性が生涯に生むと仮定したときの子どもの数

●都道府県別の合計特殊出生率(2022年)
1位 沖縄県 1.70
2位 宮崎県 1.63
3位 鳥取県 1.60

45位 北海道 1.12
46位 宮城県 1.09
47位 東京都 1.04

○結婚

●結婚サポートセンター 北海道コンカツ情報コンシェル
結婚を望む方や応援したい方へのさまざまな相談支援を行うほか、結婚支援を行う道内企業や団体の情報、道内市町村の結婚支援事業の情報を提供するため、「結婚サポートセンター 北海道コンカツ情報コンシェル」を開設しています。

○妊娠・出産

●不妊治療費等助成事業
医療保険適用外のため医療費が高額となる不妊治療(先進医療)にかかった経費や、受診のための交通費等の一部を助成します。詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
●妊産婦安心出産支援事業
分娩可能な産科医療機関までの距離が遠い地域にお住まいの妊産婦に対して健康診査や出産にかかる交通費等の一部を助成します。詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。

○子育て

●多子世帯の保育料軽減支援事業
多子世帯の保育料軽減のため、保育所、認定こども園、地域型保育を利用する第2子以降の3歳未満児(所得制限あり)の保育料無償化に必要な経費の一部を市町村に助成しています。
●保育サービスの充実
多様なニーズに対応した保育の受け皿を確保するため、保育所等の計画的な整備や人材の確保に取り組むとともに、地域における延長保育や預かり保育などの提供体制の整備を進めています。
●北海道医療給付事業(乳幼児等医療費助成)
子育て家庭の医療費の負担を軽減するため、子どもの医療費を助成しています。助成を受けるためには、受給者証の交付申請手続きが必要です。詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。

○気運醸成

●こどもファスト・トラック
子ども・子育てにやさしい社会づくりを目指し、妊娠中の方や子ども連れの方に配慮を行う取り組みです。すべての道立施設で施設の状況に応じ、窓口での優先案内や優先駐車場、授乳室などを設置しています。詳しくは道のウェブサイトでご確認ください。
●こどもまんなか応援サポーター
こども家庭庁の取り組みで、子どもや子育て中の方々を応援する個人、企業、自治体などがサポーターとなり、それぞれの取り組みをSNSなどで発信していくプロジェクトです。登録は不要で、SNSに「#こどもまんなかやってみた」を付けて発信するだけでサポーターとなります。

○情報発信

●ポータルサイト「ハグクム」
北海道で安心して子どもを生み育てることができるよう、市町村や企業などと連携し、結婚・妊娠・出産・子育てに関する総合ポータルサイト「ハグクム」による情報発信をしています。

○相談窓口

●北海道ヤングケアラー相談サポートセンター
大人に代わって家事や家族のケアを担う子ども(ヤングケアラー)は、その負担が大きいと学業などに支障が出る場合があります。道では、ヤングケアラーやその家族などの相談窓口「北海道ヤングケアラー相談サポートセンター」を設置するなど支援に取り組んでいます。
●女性の健康サポートセンター
女性のライフサイクルに応じたさまざまな悩みや不安について、26カ所の道立保健所で相談に対応しています。
●にんしんSOSほっかいどうサポートセンター
予期しない妊娠などにより悩みや不安を抱えた方々が、安心して相談できる窓口を開設しています。

▲道庁子ども政策企画課 電話011-206-6309

4 その怪しい電話、詐欺ではありませんか?

詐欺から身を守るには、その手口を知り、対策の知識を深めることが重要です。

○固定電話対策で安全・安心!!

2023年10月末の特殊詐欺の道内の認知件数は129件、被害額は約3億5千2百万円で、過去2番目の被害が発生した前年と比較して件数、被害額ともに減少していますが、被害者の約7割が 65歳以上の高齢者であり、孫などを装い示談金などを名目に現金をだまし取る「オレオレ詐欺」、税金還付などの手続きを装い犯人の口座に送金させる「還付金詐欺」、未払い料金があるなど架空の請求をされる「架空料金請求詐欺」などにより、多くの被害が発生しています。
犯人からの接触手段の多くがご自宅の固定電話への連絡のため、被害を防止するためには固定電話対策をしっかりと行うことが重要です。
●在宅時でも「留守番電話に設定」する。
●知らない電話番号には出ない。
※NTT東日本では高齢者の方(70歳以上)のナンバーディスプレイ無償化など、特殊詐欺対策を強化しています。詳しくは〈NTT東日本特殊詐欺対策ダイヤル0120-722-455〉まで連絡してください。
●電話防犯機器を設置する。
●少しでも不安を感じたら警察相談ダイヤル#9110

○道内での主な手口

●オレオレ詐欺
親族、警察官、弁護士などを装い、「親族が起こした事件・事故に対する示談金が必要」などと金銭をだまし取る手口
●還付金詐欺
税金還付金などに必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座へ送金させる手口
●架空料金請求詐欺
「未払いの料金がある」など架空の事実を口実として、金銭などをだまし取る手口
●融資保証金詐欺
実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた人に対して、保証金などの名目で、金銭などをだまし取る手口
●キャッシュカード詐欺盗
警察官や銀行協会、大手百貨店などの職員を装い、「キャッシュカードが不正に利用されている」などと電話をかけてきて、キャッシュカードを準備させた上で、隙を見てカードを盗み取る手口
●預貯金詐欺
親族、警察官、銀行協会職員などを装い、「あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続きが必要である」などと、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳などをだまし取る手口
●金融商品詐欺
架空または価値の乏しい未公開株、社債などの有価証券、外国通貨、高価な物品などに関する嘘の情報を教えて、購入すれば儲かると信じ込ませて、その購入代金などの名目で金銭などをだまし取る手口
※上記以外の手口:「ギャンブル詐欺」「交際あっせん詐欺」「その他の特殊詐欺」

5 ピックアップ 地域情報

北海道の各地域から話題をお届けします。

(1)空知総合振興局
おいしい! 懐かしい! 炭鉄港めしスタンプラリー開催中!
空知管内10市町・小樽・室蘭・安平で、日本遺産「炭鉄港」の食文化である「炭鉄港めし」を楽しみながら地域を周遊してもらうスタンプラリーを開催中です(2024年2月18日(日)まで)。LINEアプリを使ってスタンプを集めると炭鉄港カトラリーセットや炭鉄港地域の特産品が抽選で当たります。

▲空知総合振興局地域政策課 電話0126-20-0034

6 高校生のマナビバ

新たな視点で学びを深める道内の高校生の話題をお届けします。

○中札内村の「花と緑の村づくり」のためクラウドファンディングに挑戦
北海道中札内高等養護学校農業科では、春から夏にかけて生徒が育てた約30種類の花を活用し、中札内村の「花と緑の村づくり」に貢献するために、ふるさと納税となるクラウドファンディングに挑戦しました。村内の道の駅や公園、公共施設などに花を植える活動をはじめ、村の人々が自分たちの村のために花を育てる気持ちになれるように、子ども向けの植物に関する学習会、大人も参加できる講演会やワークショップも企画しています。

●自分たちで育てた花が美しい村づくりに役立っています
北海道中札内高等養護学校 生徒会役員
西尾 響輝(にしお ひびき)さん 金井 純(かない じゅん)さん
斉藤 綾花(さいとう あやか)さん 三上 煌惺(みかみ こうせい)さん

農業科の生徒は全学年、村のテーマである「花と緑の村づくり」に参加しています。主な活動は、私たちが育てた花を道の駅や役場の花壇などに植えること。また、小学生と一緒に花の手入れや野菜の収穫も行いました。自分たちが学んだことを子どもたちに伝えたり、村の人たちから「きれいだね」と感謝されたり、とても嬉しく感じます。
クラウドファンディングに挑戦したことで、花があふれる中札内の美しい村づくりが全国に知られるようになりました。この活動は、これからもずっと続けていきたいです。

▲北海道教育庁高校教育課 電話011-204-5762

7 地域おこし協力隊CAFÉ

都会に住む人が課題を抱える市町村に移住し、才能や能力を発揮する地域おこし協力隊。
今回は、道内初女子硬式野球チームの監督を務めながら木製バットを製作する喜茂別町の隊員を紹介します。

○選手だった経験から木製バットをミリ単位で調整
北見市出身 金野 健司(こんの けんじ)さん

2021年、「ホーネッツ・レディース」が札幌から喜茂別に拠点を移したのを機に、コーチとして移住を決意しました。現在は監督として、女子野球の魅力を広めています。同時に、力を入れているのが木製バットの製作。社会人野球チーム「ホーネッツ」の選手の頃からバットを作り始め、コツコツと20年ほど技術を磨いてきました。
あと3ミリメートル長くしたいとか、グリップを2ミリメートル調整したいとか、選手だったので気持ちがよくわかります。さらに、選手の結果を左右するのが木の材質。現在は輸入材のメープルがメインですが、喜茂別近隣のダケカンバがバット材として使えるので、地元の木材でバットを作るのが今後の目標です。

8 道からのお知らせ
道庁からのお知らせなどをお伝えします。
詳しくは、各ウェブサイトでご確認ください。

(1)北海道の最低賃金は10月1日から時間額960円に
最低賃金制度とは、働くすべての人に最低賃金額を保障する制度です。10月1日から北海道の最低賃金は、時給額960円に上がりました。臨時職員、パートタイマー、学生アルバイトなどの働き方や年齢の違いにかかわらず、全ての労働者に適用されます。労働者も、事業者も、必ず最低賃金をご確認ください。

▲道庁働き方改革推進室 電話011-204-5354

9 道議会レポート
定例会の概要などをお伝えします。
令和5年第3回定例会(9/12~10/6)

(1)定例会の概要
電気料金などの価格高騰に伴う事業者の経営環境への影響に対応した経済対策に要する経費をはじめ、当面措置を要する経費などについて、所要の予算措置を講じるための令和5年度補正予算などの予算案4件と条例案4件、その他の案件14件が提案され、議決されました。
また、議員および委員会から提出された意見案6件が原案のとおり可決されました。

(3)本会議・予算特別委員会の主な質問
次の取り組みなどについて議論されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。
●物価高騰対策について
・昨今の物価高騰への対応
・住民や事業者に対する更なる支援策
●観光振興税について
・必要性についての認識
・導入スケジュール
・市町村や事業者との調整の進め方
●次世代半導体産業について
・工業用水の供給・排水についての考え
・半導体人材の育成・確保への取り組み
●地域医療について
・電子カルテ導入など医療DX推進への取り組み
・医療従事者の確保や新興感染症対策に向けた取り組み
●輸出拡大戦略について
・中国による輸入停止措置を踏まえた今後の対応
・輸出国に応じたHACCP への対応を含めた生産現場から加工流通に関する取り組み
●総合計画について
・地域住民や市町村の意見などを踏まえた本道の諸課題に的確に対応する新たな総合計画の策定

(3)第49回北海道議会議場コンサート
定例会の初日に議場コンサートを開催しました。松前神楽北海道連合保存会が、国の重要無形民俗文化財の「松前神楽」を披露し、神聖な雰囲気に包まれました。

(4)次回定例会のお知らせ
令和6年第1回定例会は2月下旬に開会の予定です。議会中継はスマートフォンでもご覧いただけます。

(5)ウェブサイトをご覧ください
議会中継・録画、議会日程、会議録、傍聴・見学案内、議会時報などをご覧いただけます。
▲議会事務局政策調査課 電話011-204-5691

▲北海道の人口データをお届けします。(令和5年10月末現在)
総人口5,101,098人(前年同月比48,307減)
男 2,413,118人 女 2,687,980人(人口は毎月公表される統計資料に基づき掲載しています。)

▲広報(誌)「ほっかいどう」、次号は令和6年3月の発行予定です。
点字版広報誌の送付を希望される場合は、発行元までご連絡ください。
発行/北海道総合政策部知事室広報広聴課
〒060‐8588 札幌市中央区北3条西6丁目
電話011‐204‐5110/FAX011‐232‐3796

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