4月20日:2期目に向けて切れ目なく
このたび、再び知事として道政を担わせていただくことになりました。多くの道民の皆さまからいただいたご支持を大変光栄に思うとともに、改めて身の引き締まる思いです。
1期目の4年間、そして、今回の選挙戦を通じて皆さまからいただいたさまざまな声、皆さまの思いをしっかりと受け止めて、一日一日を大切にしながら、知事としての仕事に全身全霊をもって取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。
2期目に取り組むことは数多くありますが、道民の皆さまの命と暮らしを守り抜くことが何よりも重要です。まず、子育て世帯の皆さまへのお米と牛乳券の支給については、5月10日からの申請受付に向けて、本日4月20日から専用ホームページとコールセンターを立ち上げました。引き続き、物価高騰などの影響に切れ目ない対策を機動的に講じていきたいと思います。
そして、北海道の確かな未来をつくり、北海道をさらに前へ進めていきます。再生可能エネルギーといった北海道が誇るポテンシャルを最大限発揮して、「エネルギー」、「デジタル」、「食」の三つを一体的に推進し、北海道の価値を押し上げていく取組に果敢に挑戦していきます。
こうした中、4月15日から16日の2日間、「G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合」が開催され、北海道・札幌が世界から大きな注目を集めました。
地元からも機運を盛り上げ、多くの皆様に気候変動をはじめ環境問題やSDGsなどへの理解と関心を深めていただくため、「環境広場ほっかいどう2023」を開催し、オープニングでは、「脱炭素社会の未来を拓く北海道・札幌宣言」を秋元札幌市長とともに行い、脱炭素を通じたエネルギーの地産地消や道内経済の活性化、日本及び世界の脱炭素化に貢献していくことなどを宣言しました。
また、歓迎レセプションでは、各国の皆さまに、北海道が誇る多彩な食の魅力やアイヌ舞踊など独自の文化をご堪能いただきました。
今回の大臣会合の開催を追い風にして、ゼロカーボン北海道の取組をさらに加速していくとともに、世界に向けて北海道の価値の発信を強化していきたいと思います。
皆さまにお伝えしたいことは、まだまだたくさんありますが、2期目もこのコラムでは道政の話題はもちろん、地域の取組などについて私の思いも交えて発信していきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いします。