/hokkaido/ss/tsk/massachusetts_tsushin.htm
アメリカ・マサチューセッツ州との交流
【 交流のはじまり 】 |
|
本道の開拓初期には、アメリカをはじめとする諸外国から様々な技術を吸収するため、多くの専門家が北海道に招かれ、その中にはケプロン米国農務長官や札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭クラーク博士など、マサチューセッツ州出身者がおり、北海道発展の基盤づくりに大きく貢献し、道民の心にその存在を深く刻み込みました。 また、北海道開基百年にあたる昭和43(1968)年に、130名の青年訪問団がマサチューセッツ州を訪問して以来、青年と女性の同州への派遣が継続的に実施されるようになりました。 昭和60(1985)年3月、マサチューセッツ州知事夫人(当時)の北海道訪問の際、先方より姉妹提携の申し入れがあり、昭和62(1987)年3月には、マサチューセッツ州側の民間交流促進団体として、「マサチューセッツ・北海道姉妹提携委員会」が発足しました。 昭和62(1987)年10月、先方からの招待状を受けて北海道知事がマサチューセッツ州を訪問し、州知事と姉妹提携に関する覚書を交わし、昭和63(1988)年1月、北海道大学学長(当時)等の呼びかけにより、「北海道・マサチューセッツ州交流委員会」が設立されました。 |
【 姉妹提携への調印 】 |
|
昭和63(1988)年1月、「友好の翼」により約220名の道民がマサチューセッツ州を訪問したことなど、両地域の交流拡大を踏まえ、平成2(1990)年2月7日、札幌市にて姉妹提携議定書への調印が行われました。 これを受け、北海道側では北海道・マサチューセッツ協会が、マサチューセッツ州側ではマサチューセッツ・北海道姉妹交流協会が、民間の交流推進母体として設立されました。 ※ 平成2(1990)年2月7日 姉妹提携締結 (平成元年(1989)年12月14日 北海道議会にて友好親善促進決議)
|
【 調印後の交流 】 |
|
平成2(1990)年の日本語教師派遣事業、交流訪問団、先方交流使節団の来道や平成3(1991)年の産業経済交流団の派遣など、多彩な交流を行いました。 平成30(2018)年8月には、北海道が命名150年となる節目を記念する記念式典及び北海道命名150年事業の一環として北海道と姉妹友好提携を締結する地域との「北海道姉妹提携地域ラウンド・ミーティング」が開催され、マサチューセッツ州より州政府の代表団が来道し出席しました。また、例年2月、道庁1階においてマサチューセッツ州との交流を紹介するイベント「マサチューセッツDAY」を開催し、これまでの交流実績を紹介するパネル展やマサチューセッツ州出身者による同州を紹介するセミナー等を開催しています。このほか、滝川市とスプリングフィールド市のスポーツや教育を通じた交流や、七飯町とコンコード町とのブラスバンド交流など市民レベルでの交流が活発に行われています。 |
【 今後の交流 】 |
|
両地域の関わりは、北海道の開拓初期に遡り130年の長い歴史を有しています。姉妹提携を契機に様々な交流が進められ、両地域の関係はより緊密さを増してきました。今後も、これまでの交流の成果を踏まえながら、経済、文化、教育、科学技術といった多様な分野における交流が、市町村、学校、各種民間団体といった多彩なレベルで進み、交流の裾野が広がり、より多くの人々が参加することにより、北海道全体の国際化につながっていくことが期待されます。 |
【 姉妹友好提携 30周年記念 】 |
|
令和2年(2020年)は、姉妹友好提携30周年を迎え、各種の交流記念行事を実施しました。 |
【 マサチューセッツ州の概要 】 |
|
|
International Affairs Division
Office of the Governor, Hokkaido Government
Kita 3-jo Nishi 6-chome, Chuo-ku, Sapporo 060-8588 Japan