消費者物価指数(令和4年(2022年)10月分)

消費者物価指数(令和4年(2022年)10月分)-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

 令和4年10月の北海道における消費者物価指数の総合は104.6で、前月比は0.3%の上昇。
 前月との比較を10大費目別にみると、食料(1.3%)、住居(0.4%)、被服及び履物(0.4%)、諸雑費(0.4%)、家具・家事用品(0.2%)、保健医療(0.2%)が上昇。
 一方、教養娯楽(△1.7%)、光熱・水道(△0.4%)が下落。交通・通信、教育は変化なし。
 上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比(%)

 10大費目      項目(中分類)   前月比
   食料         酒類       5.3
   被服及び履物     履物類       2.6
 食料     油脂・調味料                   2.5
 菓子類           2.4

主な下落項目の前月比(%)

      10大費目       項目(中分類)  前月比
 食料  果物         △3.0
   教養娯楽  教養娯楽サービス   △2.8
 保健医療  保健医療用品・器具     △1.8
 光熱・水道  上下水道料    △1.5

図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)

図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は108.1で、1.3%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比(%)
項目 指数 前月比
  生鮮魚介 124.9 △1.9
  生鮮野菜 104.4 1.4
  生鮮果物 100.2 △3.3

図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)

図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)

(2)住居は102.6で、0.4%の上昇。
(3)光熱・水道は120.0で、△0.4%の下落。
(4)家具・家事用品は108.8で、0.2%の上昇。
(5)被服及び履物は107.4で、0.4%の上昇。
(6)保健医療は98.7で、0.2%の上昇。
(7)交通・通信は94.4で、変化なし。
(8)教育は99.5で、変化なし。
(9)教養娯楽は102.7で、△1.7%の下落。
(10)諸雑費は103.7で、0.4%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)

図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)

3-前年同月との比較

 総合の前年同月比は、4.3%の上昇。
 10大費目別にみると、光熱・水道(11.1%)、食料(7.5%)、家具・家事用品(6.4%)、被服及び履物(4.6%)、住居(2.0%)、交通・通信(1.7%)、教養娯楽(1.2%)、諸雑費(1.0%)、保健医療(0.2%)、教育(0.1%)が上昇。一方、下落したものはなし。

統計表

~利用上の注意~

 この月報は、総務省統計局が公表した調査結果の北海道分を掲載したものです。
 調査市町-札幌市、函館市、旭川市、室蘭市、美唄市、江別市、名寄市、千歳市、倶知安町、
      美幌町

 前月比、前年同月比の数値は、端数処理(四捨五入)の関係で、公表された指数を用いて
算出した値とは一致しない場合があります。

 

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