消費者物価指数(令和4年(2022年)11月分)

消費者物価指数(令和4年(2022年)11月分)-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

 令和4年11月の北海道における消費者物価指数の総合は105.4で、前月比は0.8%の上昇。
 前月との比較を10大費目別にみると、食料(1.6%)、光熱・水道(1.5%)、家具・家事用品(1.2%)、被服及び履物(0.8%)、交通・通信(0.6%)、住居(0.4%)、保健医療(0.4%)が上昇。
 一方、教養娯楽(△0.9%)、諸雑費(△0.1%)が下落。教育は変化なし。
 上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比(%)

 10大費目      項目(中分類)   前月比
   光熱・水道       上下水道       8.5
   食料     飲料       3.9
 肉類   3.2
 教養娯楽  教養娯楽用品       2.6

主な下落項目の前月比(%)

      10大費目       項目(中分類)  前月比
 教養娯楽  教養娯楽サービス         △2.7
   被服及び履物  履物類   △1.2
 食料  果物    △1.1
 諸雑費  理美容用品    △0.9

図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)

図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は109.8で、1.6%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比(%)
項目 指数 前月比
  生鮮魚介 126.4 1.2
  生鮮野菜 105.3 0.8
  生鮮果物 99.0 △1.2

図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)

図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)

(2)住居は103.0で、0.4%の上昇。
(3)光熱・水道は121.8で、1.5%の上昇。
(4)家具・家事用品は110.1で、1.2%の上昇。
(5)被服及び履物は108.2で、0.8%の上昇。
(6)保健医療は99.1で、0.4%の上昇。
(7)交通・通信は95.0で、0.6%の上昇。
(8)教育は99.5で、変化なし。
(9)教養娯楽は101.8で、△0.9%の下落。
(10)諸雑費は103.5で、△0.1%の下落。

図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)

図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)

3-前年同月との比較

 総合の前年同月比は、4.7%の上昇。
 10大費目別にみると、光熱・水道(9.6%)、食料(8.8%)、家具・家事用品(6.4%)、被服及び履物(4.9%)、住居(2.5%)、交通・通信(1.9%)、教養娯楽(1.6%)、保健医療(0.9%)、諸雑費(0.8%)、教育(0.1%)が上昇。一方、下落したものはなし。

統計表

~利用上の注意~

 この月報は、総務省統計局が公表した調査結果の北海道分を掲載したものです。
 調査市町-札幌市、函館市、旭川市、室蘭市、美唄市、江別市、名寄市、千歳市、倶知安町、
      美幌町

 前月比、前年同月比の数値は、端数処理(四捨五入)の関係で、公表された指数を用いて
算出した値とは一致しない場合があります。

 

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