消費者物価指数(令和5年(2023年)12月分)-令和2年基準-
総務省統計局・北海道分
1-概況
令和5年12月の北海道における消費者物価指数の総合は108.3で、前月比は0.2%の下落。
前月との比較を10大費目別にみると、交通・通信(0.4%)、教養娯楽(0.3%)、家具・家事用品(0.2%)が上昇。一方、被服及び履物(△1.6%)、諸雑費(△0.8%)、食料(△0.4%)、光熱・水道(△0.3%)、保健医療(△0.3%)が下落。住居、教育は変化なし。
上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。
10大費目 | 項目(中分類) | 前月比 | |
家具・家事用品 | 室内装備品 | 2.0% | |
食料 | 果物 | 1.5% | |
肉類 | 1.4% | ||
野菜・海藻 | 1.0% |
10大費目 | 項目(中分類) | 前月比 | |
被服及び履物 | シャツ・セーター・下着類 | △5.6% | |
諸雑費 | 理美容用品 | △3.2% | |
食料 | 菓子類 | △2.1% | |
乳卵類 | △2.1% |
※他の光熱:灯油
図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)
2-前月との比較
10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は116.4で、0.4%の下落。
項目 | 指数 | 前月比 |
生鮮魚介 | 129.2 | △2.5 |
生鮮野菜 | 119.6 | 1.5 |
生鮮果物 | 120.0 | 1.7 |
図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)
(2)住居は103.4で、変化なし。
(3)光熱・水道は116.7で、0.3%の下落。
(4)家具・家事用品は115.4で、0.2%の上昇。
(5)被服及び履物は109.4で、1.6%の下落。
(6)保健医療は101.5で、0.3%の下落。
(7)交通・通信は98.0で、0.4%の上昇。
(8)教育は100.3で、変化なし。
(9)教養娯楽は109.5で、0.3%の上昇。
(10)諸雑費は105.2で、0.8%の下落。
図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)
3-前年同月との比較
総合の前年同月比は、2.7%の上昇。
10大費目別にみると、教養娯楽(7.6%)、家具・家事用品(6.0%)、食料(5.5%)、被服及び履物(4.3%)、交通・通信(3.0%)、保健医療(2.7%)、諸雑費(1.2%)、教育(0.8%)、住居(0.2%)が上昇。一方、光熱・水道(△5.3%)が下落。
統計表
~利用上の注意~
この月報は、小売物価統計調査等を基に総務省統計局が作成、公表した消費者物価指数の調査結果のうち、北海道分を掲載したものです。 小売物価統計調査調査市町:札幌市、函館市、旭川市、室蘭市、美唄市、江別市、名寄市、千歳市、倶知安町、美幌町 |
前月比、前年同月比の数値は、端数処理(四捨五入)の関係で、公表された指数を用いて算出した値とは一致しない場合があります。 |
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