消費者物価指数（令和6年（2024年）4月分）

消費者物価指数（令和6年（2024年）4月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和6年4月の北海道における消費者物価指数の総合は109.3で、前月比は0.5％の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、食料(0.9%)、住居(0.1%)、家具・家事用品(2.1%)、被服及び履物(2.3%)、交通・通信(0.5%)、教育(0.9%)、教養娯楽(0.8%)が上昇。一方、光熱・水道(△0.2%)、保健医療(△0.6%)は下落。諸雑費は変わらなかった。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	6.7％
食料	野菜・海藻	6.3％
家具・家事用品	家庭用耐久財	5.4％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	魚介類	△3.0％
交通・通信	交通	△2.1％
保健医療	保健医療サービス	△1.0％

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は118.2で、0.9%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	123.6	△5.2
生鮮野菜	127.7	9.5
生鮮果物	122.7	1.4

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.5で、0.1％の上昇。
(3)光熱・水道は117.9で、0.2％の下落。
(4)家具・家事用品は116.6で、2.1%の上昇。
(5)被服及び履物は110.8で、2.3%の上昇。
(6)保健医療は101.1で、0.6%の下落。
(7)交通・通信は97.9で、0.5%の上昇。
(8)教育は101.4で、0.9%の上昇。
(9)教養娯楽は111.9で、0.8%の上昇。
(10)諸雑費は106.2で、変わらなかった。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.0%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(4.5%)、住居(0.2%)、光熱・水道(4.8%)、家具・家事用品(1.8％)、被服及び履物(2.5%)、保健医療(1.6％)、交通・通信(3.3%)、教育(1.0%)、教養娯楽(5.4％)、諸雑費(1.0%)が上昇。下落したものはなし。