消費者物価指数(令和6年(2024年)5月分)-令和2年基準-
総務省統計局・北海道分
1-概況
令和6年5月の北海道における消費者物価指数の総合は109.6で、前月比は0.3%の上昇。
前月との比較を10大費目別にみると、食料(0.5%)、光熱・水道(2.0%)、家具・家事用品(0.9%)、保健医療(0.2%)、教養娯楽(0.1%)が上昇。一方、被服及び履物(△0.3%)、交通・通信(△0.6%)は下落。住居、 教育、諸雑費は変わらなかった。
上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。
10大費目 | 項目(中分類) | 前月比 | |
食料 | 果物 | 9.2% | |
光熱・水道 | 電気代 | 5.2% | |
家具・家事用品 | 家事雑貨 | 3.7% |
10大費目 | 項目(中分類) | 前月比 | |
光熱・水道 | ガス代 | △1.5% | |
食料 | 肉類 | △1.2% | |
教養娯楽 | 教養娯楽用品 | △1.1% |
図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)
2-前月との比較
10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は118.8で、0.5%の上昇。
項目 | 指数 | 前月比 |
生鮮魚介 | 125.1 | 1.3 |
生鮮野菜 | 129.2 | 1.1 |
生鮮果物 | 134.8 | 9.9 |
図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)
(2)住居は103.5で、変わらなかった。
(3)光熱・水道は120.3で、2.0%の上昇。
(4)家具・家事用品は117.6で、0.9%の上昇。
(5)被服及び履物は110.5で、0.3%の下落。
(6)保健医療は101.4で、0.2%の上昇。
(7)交通・通信は97.3で、0.6%の下落。
(8)教育は101.3で、変わらなかった。
(9)教養娯楽は112.0で、0.1%の上昇。
(10)諸雑費は106.2で、変わらなかった。
図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)
3-前年同月との比較
総合の前年同月比は、3.2%の上昇。
10大費目別にみると、食料(3.6%)、住居(0.2%)、光熱・水道(10.2%)、家具・家事用品(3.3%)、被服及び履物(2.7%)、保健医療(1.1%)、交通・通信(2.7%)、教育(1.0%)、教養娯楽(4.8%)、諸雑費(0.7%)が上昇。下落したものはなし。
統計表
~利用上の注意~
この月報は、小売物価統計調査等を基に総務省統計局が作成、公表した消費者物価指数の調査結果のうち、北海道分を掲載したものです。 小売物価統計調査調査市町:札幌市、函館市、旭川市、室蘭市、美唄市、江別市、名寄市、千歳市、倶知安町、美幌町 |
前月比、前年同月比の数値は、端数処理(四捨五入)の関係で、公表された指数を用いて算出した値とは一致しない場合があります。 |
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