消費者物価指数（令和6年（2024年）11月分）

消費者物価指数（令和6年（2024年）11月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和6年11月の北海道における消費者物価指数の総合は111.6で、前月比は0.1%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、光熱・水道(1.6%)、被服及び履物(1.0%)、交通・通信(0.1%)、諸雑費(0.1%) が上昇。一方、家具・家事用品(△1.2%)、保健医療(△0.1%)、教養娯楽(△0.4%)が下落した。食料、住居、教育は変わらなかった。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	野菜・海藻	3.0%
光熱・水道	電気代	3.7％
家具・家事用品	寝具類	3.1％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	魚介類	△3.3%
食料	果物	△3.0%
家具・家事用品	家庭用耐久財	△6.0％

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は121.8で、変わらなかった。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	118.3	△8.6
生鮮野菜	125.8	4.2
生鮮果物	123.2	△3.6

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は105.4で、変わらなかった。
(3)光熱・水道は122.2で、1.6%の上昇。
(4)家具・家事用品は119.8で、1.2%の下落。
(5)被服及び履物は114.2で、1.0%の上昇。
(6)保健医療は103.0で、0.1％の下落。
(7)交通・通信は98.2で、0.1％の上昇。
(8)教育は101.3で、変わらなかった。
(9)教養娯楽は114.3で、0.4%の下落。
(10)諸雑費は107.3で、0.1%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、2.9%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(4.3%)、住居(1.9%)、光熱・水道(4.5%)、家具・家事用品(4.0％)、被服及び履物(2.7%)、保健医療(1.2％)、交通・通信(0.7%)、教育(1.0%)、教養娯楽(4.8％)、諸雑費(1.1%)が上昇。下落したものはなかった。