消費者物価指数（令和3年2月）

消費者物価指数（令和3年2月）-平成27年基準-

総務省統計局所管・北海道分

1-概況

　令和3年2月の北海道の消費者物価指数は、総合指数が102.8となり、前月比で0.1%の下落となった。
　前月との比較を10大費目別にみると、光熱・水道（+1.2%）、被服及び履物（+1.0%）、諸雑費（+0.6%）、家具・家事用品（+0.3%)、交通・通信（+0.1%）が上昇した。一方、食料（-0.8%）、教養娯楽（-0.6%）、保健医療、（-0.2%）が下落した。住居、教育は変わらなかった。
　上記１０大費目を細分化した中分類別品目で前月比を見ると、主な上昇品目、下落品目は以下のとおりとなる。（括弧内は１０大費目の分類）　

主な上昇項目の前月比（%）
項目	10大費目	前月比
身の回り用品	（諸雑費）	+6.6
衣料	（被服及び履物）	+3.8
寝具類	（家具・家事用品）	+2.0

主な下落項目の前月比（%）
項目	10大費目	前月比
生鮮魚介	（食料）	-5.2
生鮮野菜	（食料）	-2.5
生鮮果物	（食料）	-2.1

図1-消費者物価指数の推移（平成27年=100）

2-前月からの動き

総合指数は102.8となり、0.1%の下落となった。
(1)食料は106.8となり、0.8%の下落となった。

生鮮食品ごとの指数と前月比（%）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	112.8	-5.2
生鮮野菜	102.0	-2.5
生鮮果物	115.3	-2.1

図2-生鮮食品の推移（分類別）（平成27年＝100）

(2)住居は102.7となり、変わらなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (3)光熱・水道は102.3となり、1.2%の上昇となった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(4)家具・家事用品は104.9となり、0.3%の上昇となった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(5)被服及び履物は101.3となり、1.0%の上昇となった。
(6)保健医療は103.3となり、0.2%の下落となった。
(7)交通・通信は99.1となり、0.1%の上昇となった。
(8)教育は85.6となり、変わらなかった。
(9)教養娯楽は103.3となり、0.6%の下落となった。
(10)諸雑費は100.9となり、0.6%の上昇となった。

図3-10大費目別対前月及び対前年同月上昇率

3-前年同月との比較

　総合指数の対前年同月比は、0.8%下落した。
　10大費目別にみると、諸雑費が1.9%、被服及び履物が1.7%、、家具・家事用品が1.5%、住居が1.1%の上昇となった。一方、光熱・水道が6.5％、教育が4.0%、交通・通信が2.0％、保健医療が1.2%、食料が0.4%、教養娯楽が0.1%の下落となった。