消費者物価指数（令和7年（2025年）1月分）

消費者物価指数（令和7年（2025年）1月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和7年1月の北海道における消費者物価指数の総合は113.2で、前月比は0.7%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、食料(2.0%)、光熱・水道(1.1%)、家具・家事用品(0.5%)、交通・通信(1.2%)、諸雑費(0.3%) が上昇。一方、被服及び履物(△4.1%)、教養娯楽(△0.8%)が下落した。住居、保健医療、教育は変わらなかった。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	野菜・海藻	9.7%
	果物	5.8％
	乳卵類	1.7%
光熱・水道	他の光熱	5.5％
家具・家事用品	家庭用耐久財	1.7%
交通・通信	自動車等関係費	2.1%

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
被服・履物	衣料	△6.6%
被服・履物	シャツ・セーター・下着類	△4.0%
教養娯楽	教養娯楽サービス	△1.6％

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は126.9で、2.0%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	125.7	△0.5
生鮮野菜	162.9	13.6
生鮮果物	146.0	6.2

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は105.4で、変わらなかった。
(3)光熱・水道は126.7で、1.1%の上昇。
(4)家具・家事用品は117.6で、0.5%の上昇。
(5)被服及び履物は108.9で、4.1％の下落。
(6)保健医療は103.1で、変わらなかった。
(7)交通・通信は99.8で、1.2％の上昇。
(8)教育は101.3で、変わらなかった。
(9)教養娯楽は111.9で、0.8%の下落。
(10)諸雑費は107.7で、0.3%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、4.3%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(8.1%)、住居(1.9%)、光熱・水道(8.2%)、家具・家事用品(1.4％)、被服及び履物(2.9%)、保健医療(1.6％)、交通・通信(1.9%)、教育(0.9%)、教養娯楽(2.5％)、諸雑費(1.5%)が上昇。下落したものはなかった。