消費者物価指数（令和7年（2025年）2月分）

消費者物価指数（令和7年（2025年）2月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和7年2月の北海道における消費者物価指数の総合は112.6で、前月比は0.5%の下落。
　前月との比較を10大費目別にみると、家具・家事用品(0.4%)、被服及び履物(0.8%)、教養娯楽(0.8%) が上昇。一方、食料(△1.1%)、光熱・水道(△2.0%)、保健医療(△0.1%)、交通・通信(△0.6%)、諸雑費(△0.4%)が下落した。住居、教育は変わらなかった。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
光熱・水道	他の光熱	3.4%
教養娯楽	教養娯楽用品	1.7％
家具・家事用品	家事用消耗品	1.3%
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	1.2％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	野菜・海藻	△7.0%
食料	肉類	△1.7%
光熱・水道	電気代	△6.1%
光熱・水道	ガス代	△1.8%

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は125.5で、1.1%の下落。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	127.0	1.1
生鮮野菜	147.0	△9.8
生鮮果物	144.3	△1.2

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は105.4で、変わらなかった。
(3)光熱・水道は124.1で、2.0%の下落。
(4)家具・家事用品は118.1で、0.4%の上昇。
(5)被服及び履物は109.7で、0.8％の上昇。
(6)保健医療は103.0で、0.1%の下落。
(7)交通・通信は99.3で、0.6％の下落。
(8)教育は101.3で、変わらなかった。
(9)教養娯楽は112.8で、0.8%の上昇。
(10)諸雑費は107.3で、0.4%の下落。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.8%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(7.4%)、住居(1.9%)、光熱・水道(5.5%)、家具・家事用品(2.4％)、被服及び履物(3.2%)、保健医療(1.7％)、交通・通信(1.6%)、教育(0.9%)、教養娯楽(1.9％)、諸雑費(1.1%)が上昇。下落したものはなかった。