-農林業経営体調査-平成17(2005)年2月1日実施(確定値)
1 結果のポイント
(1) 農林業経営体数
- 農家等の農業経営体(家族経営)は約5万2千経営体で、前回2000年センサスに比べて約16%減少した。
- また林業経営体を含めた農林業経営体総数は約6万2千経営体となった。
(2) 家族経営による農業経営は大規模化
- 経営耕地面積を前回と比べると50ヘクタール以上の経営体数は、10%以上増加した。
- 農産物販売金額を前回と比べると3000万円以上の経営体数は、大幅に増加した。
(3) 家族経営における農業従事者の高齢化が進む
- 自家農業従事者(世帯員)の年齢別構成は49歳以下の割合が減り、50歳以上の割合が増加した。
- また、農業後継者のいる経営体の割合は前回の34.3%から24.4%へ、約10ポイント減少した。
(4) 主業農家、専業農家の占める割合が高い
- 主業農家の占める割合は73.5%に微増、全国平均の21.9%に比べて約3倍になっている。
- 専業農家の占める割合は52.2%に微増、全国平均の22.6%に比べて約2倍になっている。
2 調査結果の概要