高等技術専門学院(MONOテク)って何?
高等技術専門学院(MONOテク)は、厚生労働省所管の職業能力開発促進法により設置された「職業能力開発校」です。文部科学省所管の学校教育法の基準で設置した「学校」には該当しませんが、職業生活に必要な能力を習得することができるよう、しっかりとした体系のもとで教育を行っています。
若者の関心度が低いのか、PR不足なのか。残念ながら本学院の入校生の数は、毎年、定員を大きく下回っていますが、これは、本学院のピンチなんですが、皆さんにとって絶好のチャンスと言えます。
というのは、
「メリット1」
まじめに続ける気持ち(普通の人ならそうでしょ)があれば、受験勉強なしに本学院に入校できること。
「メリット2」
訓練生が少人数のため、一人ひとりへの指導が、きめ細かくなっているため、クラスで落ちこぼれるような不安がないこと。(きちんと学院に通っていれば)
具体的には、少人数制の小学校のように、担任の先生が一人ひとりの訓練生の性格や得意不得意を把握し、丁寧に教えながら育てていくイメージです。
「メリット3」
指導陣は地元の企業や団体とのパイプがあるので、就職相談も的確、就職先に本学院OBが多数という安心感があること。
まさに、本学院のピンチは皆さんのチャンス!
将来が見えず、とりあえず合格しそうな高校には進学したけど、「ものづくり」の仕事もなんか面白そうだなと思えてきた人、家から通えて安定した仕事がいいなと思い始めた人、色んな仕事に挑戦してみたけど、ちょっと将来が不安だなと思い悩んでいる人、などなど。
自分で企業訪問して仕事の現場を見学させてもらうのは難しく、ちょっと近寄りづらいと感じてしまう「ものづくり」の世界ですが、実際に機械、道具に触ってみると全然違います。
気軽に本学院を見に来て、「ものづくり」の機械や道具を体験してみませんか?
これから進むにふさわしい、あなたの「道」が、きっと見えてくると思います。
学院の沿革
訓練科目(施設内訓練)
訓練科 | 期間 | 定員 |
電気工学科について | 2年(注) | 10名 |
自動車整備科 | 2年 | 20名 |
造形デザイン科 | 2年(注) | 15名 |
建築技術科 | 2年(注) | 10名 |
機械技術科 | 2年(注) | 10名 |
(注)定数内で1年制も併置しています。 |
年間の主な行事(施設内訓練)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
入校式(R4:4/20 ) 始業式(R4:4/22) 交通講話 |
清掃奉仕活動 避難訓練 |
健康診断 施設見学会 |
各科レク |
8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
夏期休暇(R4:8/4-16) 自整科企業見学 |
各科インターンシップ | オープンキャンパス 清掃奉仕活動 |
保健衛生講話 オープンキャンパス |
12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
冬期休暇(R4:12/24-) | 冬期休暇(R4:-1/9) | 技能照査 | お別れ会 修了式(R4:3/17) |
1日の訓練予定(施設内訓練)
時限 | 時間 | 内容 |
1時限 | 8:55~ 9:45 | 主に座学による授業です。 |
2時限 | 9:55~10:45 | 同上 |
3時限 | 10:55~11:45 | 同上 |
11:45~12:45 | お昼休み | |
4時限 | 12:45~13:35 | 主に実技中心の訓練です。 |
5時限 | 13:35~14:25 | 同上 |
6時限 | 14:35~15:25 | 同上 |
7時限 | 15:25~16:15 | 同上 |
時々、社会や体育の授業も組まれます。 |
必要経費(施設内訓練)
※下記の内容は概要のため、必ず「訓練生の募集」ページでご確認ください。
(1) 入校料 9,520円
(2) 授業料 184,800円(前期と後期の年2回に半額ずつ口座引き落とし)
訓練科目 | 諸経費 | 内 訳 | |
1年次 | 2年次 | ||
電気工学科 | 134,000 | 56,000 | 共通経費 後援会費、学院生会費 見学研修費、資格試験 個別経費 教科書・参考図書 実習服、私物工具 総合保険 |
自動車整備科 | 116,000 | 60,000 | |
造形デザイン科 | 124,000 | 19,000 | |
建築技術科 | 164,000 | 61,000 | |
機械技術科 | 131,000 | 36,000 | |
上記は、令和3年度の概算額ですので、変更となる場合があります。 |
各種助成制度(施設内訓練)
【北見市技能者育成奨励金制度について】
北見市役所の制度で、若年技能者の増加、製造業をはじめとする市内中小企業への人材定着を目的としています。当学院入校時に必要と認められる個別経費(教科書・参考図書や実習服、私物工具)に要した費用について交付(最大十万円)いただけるものです。住所は問われませんのでほとんどの方が申請しています。
なお、奨励金の交付は入校後の七月頃になります。また、当学院を中退した場合等には返還を求められることがあります。詳しくは、当学院または北見市商業労政課までお問い合わせ願います。
【建築技能者等(網走)地域定着促進事業修学資金について】
網走市と周辺町から構成される、網走市地域建築技能者等地域定着促進運営協議会による制度です。道立高等技術専門学院等を修了後、網走地域内(網走市、斜里町、清里町、小清水町、大空町)で建築関連業務に従事することを希望する方へ、修学資金(月額五万円、最大百二十万円)が「貸与」されるものです。学院等を修了後、指定の地域で建築関連業務に従事し、継続して従事した期間が3年に達した場合、資金の返還が免除されます。
なお、申込み後に書類審査及び面接審査があります。詳しくは、当学院または協議会(網走市役所商工労働課)までお問い合わせ願います。
【紋別市技術者修学資金貸与について】
紋別市役所の制度です。紋別市内に住所を有する方等で道立高等技術専門学院に在校し、当該技術をもって紋別市内に就労しようとする方へ、修学資金が「貸与」(月額三万円)されるものです。学院を修了した後、紋別市内の就労先において、引き続き二年間技術的業務に従事した場合返還が免除されます。
なお、貸与の申請後に紋別市の審査があります。詳しくは当学院または紋別市役所商工労働課までお問い合わせ願います。