分類記号:B0-144
松林源之助(哲五郎)は、1858(安政5)生まれ、1923(大正12)没。
はじめ哲五郎、のち源之助と改名。
松林家は、信州・稲荷山(千曲市大字稲荷山)の商家で、江戸後期には松代真田藩の御用商人として、大阪や横浜との絹・蚕種・杏の種・茶などの広域取引を手がけた。明治期には「カネヤマ松源製糸」として生糸輸出で栄えた。
北海道に新天地を求める可能性を見極めるため、1880(明治13)に哲五郎が北海道に視察旅行を行った。
1886(明治19)に兄・源九郎から家督を継いだ。
資料は、松林源之助(哲五郎)が北海道視察した際に著した『北海紀行』の複製と、子孫(寄贈者)の手による解読及び現代語訳からなる。
1880(明治13)年,2000(平成12)年
9点