ホーム>魚の名前検索一覧>魚の名前検索 詳細 魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。 ■メガネカスベ[※漢字名は「魚へんに白」] 地方名:マカスベ、カスベ、カスペ ガンギエイ科/全長約1m以上 背中に目あり!?目玉模様が特徴 短い吻(ふん:目より前方の鼻先までの部分)は太い軟骨で支持されていてほとんど折り曲げることはできません。体盤の背面中央に1本の肥大した棘があります。雄は腹びれが変化してできた1対の棒状の交尾器をもつため雌雄の区別は容易。尾部両側の皮の下に前後方向に伸びた紡錘形の発電器官をもちます。 メガネカスベを含むガンギエイ科魚類はすべて卵生で、「たこのまくら」や「カスベのたばこ入れ」と呼ばれる四隅に角のある糸巻き形の卵殻に包まれた卵を産みます。産卵場は不明ですが産卵期は春とみられています。 留萌、宗谷地方の日本海沿岸では、メガネカスベを専門に狙う「かすべ刺し網漁業」があります。 煮付け、ぬた、みそ漬け、から揚げで食べられるほか、練りもの製品にも加工されます。骨は柔らかい軟骨なので身と一緒に食べることができ、こりこりとした食感を楽しめます。 ■分布図 日本海北部・噴火湾・オホーツク海沿岸 ■漁獲時期 10月~翌6月。日本海北部:4月~6月 噴火湾 5月~6月 11月~翌1月 ■漁法 かすべ刺し網漁業 空釣り縄漁業 沖合い底びき網漁業 ■関連サイト ■料理レシピ カスベのソテー[外部リンク] 旬の魚とレシピ集(釧路市水産業対策協議会) ■栄養成分 食品成分データベース※エイ[外部リンク] 文部科学省 食品成分データベース ■メガネカスベ取扱漁協 東しゃこたん漁業協同組合 かすべ煮こごり 古平で捕れたカスベを独自の味付で煮付けにした品です。軟骨のコリコリした食感が特徴です。調理してあるので自然解凍し湯煎又はレンジで温めてそのまま食べられます。