成分の脂肪酸は成人病の予防から脳の活性化にも有効
細長い体に7個前後の黒い斑点が1列に並ぶことから別名「ナナツボシ」とも呼ばれますが、個体によって斑点の数は異なります。
マイワシの資源水準は数十年周期で大きく変動し、それとともに分布範囲も大きく変化しています。資源の高水準期には日本海近海を中心に、黄海・東シナ海から日本海全域と北西太平洋に広く分布し、低水準期には中部日本以南の近海域に分布域が縮小します。春~夏に北上回遊して餌を探し、秋~冬に南下回遊して産卵・越冬します。
産卵期は12~6月までと長く、盛期は太平洋で2~3月、日本海で3~6月となります。
塩焼きや煮付け、かば焼き、つみれなどに調理されます。マイワシの脂には高度不飽和脂肪酸のEPAとDHAが多く、成人病の予防や脳の活性化に有効です。
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