虹色の帯を持つ外来種
1877年にアメリカから日本に移植されたのが最初といわれ、全身と背びれ、脂びれ、尾びれなど腹部を除く体の背側を中心に小黒点が散在、さらに側線(体の両側に線状に走るうろこ上に開口した小さな穴の列)に沿って赤紫色または虹色の帯をもつのが特徴です。
北海道では河川の上流域から下流域までと湖やダム湖に生息しますが、自然繁殖の記録は少ない魚です。
産卵期は、冬期間の河川水温が比較的高い湧水性の河川では1~2月、湧水の少ない河川では4~6月、また飼育環境下での産卵期は11~翌3月とされています。成長は生息環境によって大きく異なります。
調理法は塩焼き、フライ、ムニエルなどで食べられるほか、燻製に加工されます。養殖魚は刺身やルイベでも食べられ、釣り対象種としての人気も高い魚種です。
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