ホーム>魚の名前検索一覧>魚の名前検索 詳細 魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。 ■トゲカジカ[棘鰍] 地方名:ナベコワシ、マカジカ、オキカジカ、ヤリカジカ カジカ科/全長30~50cm 「海のフォアグラ」は鍋をも壊すおいしさ 北海道産カジカ類のなかで最も大型で全長30~50cmほどになりますが、特に大きなものは70cm、体重10kg近くになります。 通常は50~300mの沖合いのやや深みに生息し、12~2月頃に産卵のため沿岸の浅みに移動します。大きな口から連想されるとおり貪食で、さまざまな魚類、貝類を食べて成長します。 カジカ類のなかでは最も美味といわれ高価。身が締まる冬が旬で、特にオレンジ色の肝臓は海のフォアグラとも呼ばれ、その肝臓をすりつぶし身と一緒にあえた「ともあえ」は絶品の味わい。地方名の「ナベコワシ」は、カジカ汁のあまりのおいしさに鍋をつつきすぎて、ついには鍋を壊してしまうという意味をもちます。 ■分布図 北海道周辺の各地 ■漁獲時期 冬(12月~翌3月) ■漁法 底びき網漁業 刺し網漁業 はえ縄漁業 ■料理レシピ カジカの香草焼き・カジカ汁[外部リンク] 旬の魚とレシピ集(釧路市水産業対策協議会) ■栄養成分 食品成分データベース※カジカ[外部リンク] 文部科学省 食品成分データベース ■トゲカジカ取扱漁協 散布漁業協同組合 真カジカ 味噌汁にするとダシが最高においしいです。地元では、鍋の底までつついて食べることから「鍋こわし」と言われ肝臓はあんきもにも匹敵です。(販売予定期間:5月~12月 )