ベニズワイガニ[紅楚蟹]

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魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。

■ベニズワイガニ[紅楚蟹]

地方名:ベニズワイ

クモガイ科/全長 雄:甲長95mm以上※漁獲サイズ。雌は漁獲禁止


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食用の肉のほか甲殻にも利用価値

 ズワイガニよりも、鰓(さい)域(甲の中央部の心臓が位置する部分)が膨張しており、鰓域の側縁には顆粒が並び、その列の後端には1本の棘があります。
 北海道では日本海側に分布し、水深500~1700mに多く生息しています。産卵期は12~翌3月で、最終の脱皮後に卵巣が成熟し始め、約2年間にわたって成熟を続け産卵します。産出された卵は腹部に2年間抱かれた後、2~3月に孵化し、次の産卵はその後すぐに行われるとみられています。
 ベニズワイガニはむき身で出荷されることが多く、その過程で大量の殻が廃棄物となりますが、この殻にはキチン質という硬い体表を作るのに必要な物質が多く含まれているため、化学的な処理を行うことでキチンやキトサンを製造することができます。これらは水質浄化剤、食品・化粧品素材、医薬品、医療素材などに広く利用されます。

■分布図

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檜山沖~利尻・礼文島沖

 

■漁獲時期

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周年。利尻・礼文~茂津多岬:7月~翌4月、茂津多岬~松前大島周辺:4月~8月

■漁法

com09link.gifべにずわいがにかご漁業


■関連サイト

com09link.gif漁獲の最盛期を迎えた紅ズワイガニ[外部リンク] 江差町(産業情報→水産から閲覧できます)

■栄養成分

com09link.gif食品成分データベース※ズワイガニ[外部リンク] 文部科学省 食品成分データベース

カテゴリー

森林海洋環境局成長産業課のカテゴリ

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